#004 正しい立ち姿勢と座り姿勢を身につける
日常で正しい姿勢を意識できた人と、週1度1時間のパーソナルトレーニングを頑張った人では、どちらがキレイなボディラインを得ることができるでしょうか。
正解は、「日常で正しい姿勢を意識できた人」です。
週1のトレーニングを頑張ったとしても、筋肉には持続力がない。それ以外の姿勢や所作を何も意識しなければ、ボディラインはすぐに崩れてしまいます。
「日常で正しい立ち姿勢や座り姿勢を意識する」この小さな努力の積み重ねがコンプレックスを解消するコツである。
それでは、正しい立ち姿勢と座り方をを作れるようにしていきましょう!
正しい立ち姿勢の作り方
正しい立ち姿勢は、外耳孔(耳の穴)、肩峰(肩先)、大転子(太もも横の出っ張り)、膝関節中央、外果やや前方(くるぶしの少し前)が垂直線上にあると言われているが、これを意識するには鏡を見たりしないとチェックできない。
鏡で正しい姿勢かどうかをチェックしなきゃいけない方法は、非効率であり、意識する頻度は確実に減る。
やることをシンプルにしないと、実践しないし、継続しない。
すごい簡単です。
「頭頂と靴ひもの結び目の位置を上下に引っ張り合う」
これだけです!ビックリするくらい簡単でしょ?
正しい姿勢はカラダの内側にこんな感覚がある
お腹の奥が引き上がるような感覚がある
膣が引き上がる感覚がある
内ももが中心に引き寄せられる
お尻が上がる
目線が上がる(2〜3km先を見る感じ)
舌が上顎(スポット)にくっつく
胸式呼吸になる
座りすぎは現代病!?
スクワークなど、座って作業することの多い現代人にとって、「座らない仕事をしましょう」というのは不可能です。しかし、仕事は変えられなくても、正しい姿勢がキープできるようにデスクまわりの環境を整えることは可能です。
また長時間座っていると、カラダの関節が固まってしまい、動かしにくくなったり、お尻の下部の筋肉が使えず、お尻の形が崩れたりしてしまいます。
解消しようとやみくもに股関節を伸ばすと、反り腰の原因になってしまうので、まずは「20分に1回は立ち上がる」などの簡単な動作を意識的に行いましょう。
右イラスト
モニターの位置が低いと、目線が下がってアゴを引いてしまうため、噛む筋肉の緊張が高まり、首コリ・肩コリになるだけでなく、エラが張ります。目線が下がらないように台を置いてモニターの位置を上げたり、モニターのサイズを大きくすると良いでしょう。
左イラスト
座り姿勢で肘が閉じる(カラダに近づいていく)と肩甲骨が上がり、肩も上がります。もれなく首肩がガチガチになるわけです。肘をカラダから離すと首の長さがスッと長くなるのがわかると思います。肩甲骨も下がり、安定したポジションになり、首肩、背中の筋肉が正しい位置になります。
脚組み姿勢
骨盤が歪むから座るときに脚を組まないように気をつけていると言った方も多いのではないでしょうか?正直、私は脚を組んでいます。ただ左右交互にしたり、上に乗せる脚をあぐらみたいに外側に倒して乗せたりしています。だから同じ脚で組み続けない、同じ体勢を長時間せずにこまめに変えることが重要なのです。
正しい座り姿勢の作り方
正しい座り姿勢の作り方も立ち姿勢同様に、「頭頂と坐骨(お尻の下にある出っぱった骨)を上下に引っ張り合う」この意識をキープすることです。ただ意識をすれば長時間座っていいかと言われるとそうではない。
いくら正しい姿勢といえ長時間同じ姿勢をしていると、カラダの関節が固まってしまい、動かしにくくなったり、お尻の下部の筋肉が使えず、お尻の形が崩れたりしてしまいます。解消しようとやみくもに股関節を伸ばすと、反り腰の原因になってしまうので、まずは「20分に1回は立ち上がる」などの簡単な動作を意識的に行いましょう。
第1章 美しいボディラインって何がどう違う?
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キーワードは「骨」と「重心」
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