残された記録が物語ること/『ブラックボックス 音声分析捜査』

 2022年に映画館で鑑賞。劇場映えする映画だった。
 最後には機械ではなく人の直感がモノを言う中で、ではその直感に当人の主観は混じっていないのか。語り手すら疑うべき存在になり、始終ハラハラしっぱなし。
 ラストは衝撃的だったけれど、ブラックボックス(残された記録)という作品テーマを考えれば、綺麗な終わり方だったと思う。


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