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走り続けるその先に

格好の良いタイトルで書き出したものの、格好の良さのカケラもない他愛もない話となる事を前もって記させて頂きたい。

僕は週に2回程屋外でランニングをしている。距離や目標はなく、ひたすら30分間走り続ける。早く走り長い距離を走る日もあれば、ゆっくり走行する自転車に追い抜かされてしまう程のペースで走る日もある。
ルールは簡単。30分走る、止まらない、これだけだ。
それはランニングではなくジョギングだと言う意見もあると思うが、この場ではあえてランニングとさせて頂こうと思う。

元々はスポーツジムのルームランナーで走る事が好きだった。季節に捉われない服装、スマホで動画も見ながら走れる、手を伸ばせば走りながらも水分補給も可能。合理的に有酸素運動を行なっていた。
しかしある時を境にスポーツジムに行かなくなった。新型コロナである。

2020年から始まった世界的パンデミックで日本国内において真っ先に感染源として槍玉にあげられた指定業種や該当施設が大変なしわ寄せを受けた事は忘れられない事実だ。
結果としては集団感染は施設や業種では無く何処でも感染リスクはあり、経済や社会活動において何を優先してどんなリスクをヘッジするかを問われる事態だった事は逃れられない事実だった。

その辺りは今でも迷走している様に感じる

脱線しかけているので元に戻すが僕自身も当時迷走し不安を煽り立てる報道や情報に翻弄された一人であり、集団感染が相次いでいると槍玉に上げられたスポーツジムから足が遠のいた。

それも含めた諸々が影響して初めて屋外を走ってみたのだが、結果は案外どころじゃなく良かった。
走るコースや装備、色々と試行錯誤を繰りす事も楽しく拍車をかけた。
空の下走り続ける事は屋内のルームランナーの上とは全く違う効果をもたらした。

走りながら『気持ちいい』と感じ、
走りながら『負けないぞ』と奮い立ち、
走りながら『大した事ではない』と立て直し、
走りながら『明日も走ろう』と希望を持てた。

セロトニン効果である事もわかるのだが、ルームランナーの上との違いは説明のつかない物だった。

全て個人的な見解なのだが、この様な場なので個人的であり続ける事も良しと思えるのも走り続けた先に感じる物だ。

明日も走り、また気付きをもらい、その瞬間を感じ、充実させていきたいと思う。

拝読ありがとうございます。

#ランニング #走る

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