見出し画像

2月16日(日)芥川賞と直木賞

【できごと】

私が殆ど小説を読めへんのに対して、家族Aは大変な読書家で、古今を問わず様々な物語を読む人だ。もちろん源氏物語などの古文や和歌にも明るい。

芥川賞と直木賞の話題になった。Aいわく、話題になった受賞作を読んでも全然ピンとこないことはよくあるらしい。作品の良し悪しとは別に、人には好みってもんがあるし、それはしゃーない。

A「芥川賞とか直木賞とか、出版社の主催やからな」
私「そうなんや!ノーベル賞みたいに、芥川とか直木とかの財産で運営してるんかと思ってた」
A「ちゃうよー。だから売上とか話題性とかも大事なんやろうな」
私「ていうか、そもそも直木って誰?なに直木?」
A「直木三十五(さんじゅうご)とかいう人やったかな。直木は名字やで」
私「ええっ、全然聞いたことない名前やん。直木、読んだことある?」
A「ないなぁ」
私「ないんやぁ。それにしても、直木さんじゅうごって、ゴルゴみたいな名前やな」
A「ゴルゴ……何やっけ?」
私「ゴルゴサーティーワン?」
A「それはアイスやろっ」
私「あ、ほんまやー!それはアイスやわ。え、じゃあいくつ?ゴルゴ何?」
A「ゴルゴサーティーじゃなかった?」
私「ゴルゴサーティーって、なんかこう…リズム感が悪くない?」
A「確かに…」
私「なんやったかな、ゴルゴ……ゴルゴ……あっ!ゴルゴサーティーンや!」
A「あっ!ほんまや!サーティーンや!」
私「なんやー、じゅうさんかー!」
A「じゅうさんやったんやなぁ」
私「しかしなんで13?」
A「なんでやろうなぁ…」
私「…」
A「…」
私「はーおもろ」
A「おもろいなぁ」
私「お笑いやなぁ」
A「お笑いやわぁ」

こういう時に出る「お笑いやなぁ」には、なんとも言えない味がある。

日常生活にこそ漫才は潜んでいる…と、改めて思う。

※直木ファンの方すみません
※学がなくてすみません
※世間話ですのですみません
※その他もろもろすみません

おわり



HAPPY LUCKY LOVE SMILE PEACE DREAM !! (アンミカさんが寝る前に唱えている言葉)💞