特定の人種を憎しむというシステムについて               「憎しみは継承される」


世界からネトウヨ思想が生まれる仕組みを解明すれば、平和に近づくかもしれない。テロを無くすにはテロリストを作らないのが当たり前のように
※本題は後半からですが全部を通してもらった方が伝わるかと思います。



代日本の若い層に中国人韓国人を憎んでる子が少ないと感じるのは正しい年齢での教育があったとも考える。
我が家の子供は教科書を基準に真面目に学んできたので、ニュースを見てネトウヨ意見を見ていつも言う。
「悪い事してきたの日本じゃんw何で?」
その発言を義両親ネトウヨの家族は否定する。
親から子へ小さい頃から反韓中思想を成長過程で植え付けられたからだ。
その時の細かい寸劇はここでは書かない事にする。

うちの実父も似ている。韓国も中国について嫌いだという。
嫌いは結構コケコッコーなのだが、それが間違った認識からであるのは問題だといつも言ってやる。
ニュースで出てきても「それはこうこういう事だよ」と一個づつ
(ただ父親に関して救いなのは、最近は「そっか そうかもな」とそれ以上文句を垂れない事だ。)
そう言われてみれば冷静に考えてみれば、その人種を憎んでる訳ではない事にふと気づく。
具体的に韓国が嫌いな理由を聞いてもいつも言うのは「慰安婦の慰謝料」それだけ。
それが嫌いな理由だと、バカバカしい事このうえない。
中国についてもそうだ「尖閣が」「人権が」
それだけでそこまで嫌いと言える事に唖然とした事がある。
総合的に二国については下品だとかそういう御気持レベルの理由という事でまだ彼は軽症だと言える。
実父が話を聞くようになったのは、敵と思ってる者が自分に攻撃する意思がないと知れて安心できたからだろう。



拡だ、防衛費増額だ、「中国が日本を侵略しに来る」などという妄想は恐怖から来るものである。
アメリカが主に扇動し恐怖を煽ってる構図である。
この認識を持てない人は海外のニュースやSNSで欧州の人たち、アジアの人達の意見を見に泳ぎに行く事をすればいいと思う。
日本の世論は遅れすぎだ。

そもそも全てを日本のメディアが流していない。


あたかも日本のTV番組内で討論議論が行われ真面目に日本の事を心配してるかのように放映されているが、全く重要な情報や問題点があがっていない時点で茶番だと言えよう。
外交をし、和平に重点を置いていれば心配する必要のない懸念であるのに、その妄想から「兵器を持て」「先制攻撃が出来るようにしろ」と主張してるのは大体「侵略される」と恐怖を抱いてる自称愛国者である。

中韓には重ね重ね申し訳ないが、敵意はないというスタンスをもう少しだけ継続してほしいと希望してる

なぜならもうすぐ「結局どこが戦争屋だったのか」が浮き彫りになってくるからである。いや見えかけてる。
結果が出るのが一番いい、結果が正解であるからだ。
イラク戦争のように。
結局嘘と捏造で多くのイラク国民とアメリカ国民を殺したのはアメリカだと判るように事実と結果が史実となって残る。
デマもプロパガンダも存在しない、要るのは史実だけでいいのだ。
そうすると今までの正しく親や環境に教育されていなかった事に気づける人が増える。


前置きが長すぎたが本題に入る



忘れないうちに自分の気持ちと感想を書き溜めて置く
時間が経過するとうまく表現できないかもしれない

「憎しみは継承される」

これは正しく一番伝えたい事でもある。
勿論、戦争教育は重要かつ必要な事である。
多国を侵略したのは史実なのだからいつかは、世界にしてもらわなければいけない必須授業だ。
それによって人種へ対する憎しみが生まれたのならば、それは個人の判断で仕方ないし強制するものでもない

ただネトウヨのように「生まれながら○○人だから」という決めつけて偏見を持ってしまう人が一定数出てしまうのはどの国にとっても同じだと考えてる。

れを書いたきっかけは最近懸念した映像があったからである。
「中国での子供への戦後教育の授業の動画」で低学年の子たちが泣きどよめき、恐怖に慄いていた。内容が日本が中国の民間人に対して行った大変グロテスクな内容だった。
戦争教育は是非世界がすべきだ、しかしこの内容を教えるにあたり適した年齢だったのだろうか?と懸念した、と同時に…世界にネトウヨが一定数発生する理由が、この動画にヒントがあるような気がした。

恐怖はPTSDなどを引き起こし、恐怖から「その人種の事は聞きたくない、思い出すから」という拒否反応が出てしまう可能性がある。
植え付けられるのが恐怖だけでは教育ではない。

ただ有難い事に子供には「イヤな事は忘れる」という素晴らしい幼少期の自己防衛的消化機能が備わっている。
それによって凡その中国人が日本に観光に来てくれたり、日中国交をしてくれてるのは大変有難い。

問題はネトウヨが生み出される仕組みについて、中国でも日本でも他国でも数は少ないが居るのは確か。
それらが世界での和平を阻んでる一因でもある。

※先に説明しておくが自分のツイッターFFさんには中国人がいる。
正しく歴史を学んだとはいえ日本人に優しく接してくれる方々に感謝している。
その人たちは客観的視点で物事を考え、いつでも理解のある態度で接してくれる。
それは僕が日本人であるにも関わらずお互い人種に偏見を持っていないからであろう。

ただ他の場面やTV、過去みた動画や記事からは一定数は日本のネトウヨのように日本人だからと憎しみを抱いてる人も存在すると思うので念の為、中国のFFさんに聞いたところネトウヨはいるよ、どこの国にもいるように
と同じ見解を頂いた。


このFFさんとの違いは何だろうと自分なりにヒントを得たような気がしたのが「子供が泣き慄く授業」の動画だった。


中国全土の全部の学校ではないかもしれない、ただ真っ先に感じたのは
「幼過ぎないかな」
と精神面でも心配になったグロテスクな内容だ


幼少期の過度の恐怖は得体のしれない憎しみに変換される事がある。
だからウイグルについての絵本についても懸念している。
どこまでも鵜呑みにするのではないかと。
それが曖昧な「単に中国人は悪魔」という刷り込みにならないか心配している。これは一親としての意見であるので悪しからず。

は戻るが、果たしてその国がやってきた事を第三者的な史観で認識し
‘‘国家が国民を洗脳し他国を植民化、侵略を正義だと流布してきた事による結果‘‘
と認識できる年齢は何歳だろう。少なくともあの泣き慄いていた年齢では無理でないだろうか。
戦争は政治家や利を得る者が唆し煽り継続する。
日本人を狂人化させたのは帝国が日本人に植え付け強制した恐怖と身勝手な思想の刷り込みである
生まれながらの悪魔でもない、生まれながらのテロリストが居ないように。

そして「戦争教育をするな」でもなく、寧ろしないといけない。
その上で日本人にも考えや見解を気持ちを伝えて欲しい。
自分が言いたいのは、心配するのがグロテスクな授業の開始年齢の点だけである。

まだ一人では怖くて夜も眠れない年端の子、幽霊の存在すら信じているような年齢に戦争の本質が伝わるとは思えない
早すぎると恐怖が得たいの知れない憎しみに変わる子は出てくる

それが日本のネトウヨにも言える事であり、他国の早すぎるグロテスクな表現を用いた戦後教育によって生まれた多国のネトウヨの存在かもしれないと思う。


逆にパレスチナやイエメンのように、小さい頃から被害に遭った当事者、弾圧を受けている被害者で、実際に犯罪者から恐怖を植え付けられ、憎しみを持つ事は「当たり前の本当の憎しみ」だと思うので、それは切り分けて考えてる。

戦争教育について適切な年齢を考慮する事は、現在戦争もしていない相手に対し「○○人だから」と恐怖からの偏見と一方的な憎しみを抱くシステムを壊し、子供の心身的な成長と共に適応年齢で戦争を、第三者の視点で考察できるようになると考える。
第三者の視点こそが「二度と戦争を起こさせない」事に一番効果があるのは確かである。
警察の捜査もそうである。身内が関与してるような捜査から外されるように、解決に感情や私情はその問題や事件の解決を阻害するかもしれない。
本当に戦争を無くしたい、起こさないのであれば先祖たちが被害にあった、被害を加えた事の経緯や問題を冷静に分析し、再発させない為にどうすべきかを私情を挟まずに構築する事が大事なのだ。ただひとつ、それは日本がやってきた犯罪を悔い改める事が前提での話だ。


注意)これはあの中国動画に対しての「戦争教育するな」ではない。
どの国に対しても同じことを考えている。

実際、日本でははだしのゲンを読むにあたっても、図書室で年齢制限がかけれれていた。
お世辞にもグロテスクではないと言えない
そして戦争教育も実際は5年からだったと記憶してる。
内容によって戦争教育を始める年齢を考慮する事で日本はアメリカに対して「アメリカ人だから」という憎しみではなく、当時のアメリカ国家に対して憎しみを持ったり、客観的に戦争を受け止める事ができたのではないか。

逆に二つの事が言えよう
一つは
TVで中国の嫌なとこばかり子供の頃から見ていると中国には人権がなく、統制され、あわよくば日本を攻撃してくるかもしれない野蛮な民族だと思ってしまうネトウヨがいたのかもしれない。

もう一つはアメリカにいい印象を与えるようなTV内容が多い。

これもまた日本の反中、親米が生まれた理由に影響を与えていると思う。



今回は授業だったが、日本で例をあげると家庭環境(親から子)やTVの影響が大きい要因だと考える。
グロテスクな戦後教育(親から子へという家庭内も含む)については
開始年齢を考慮する事で「憎しみは継承される」を世界から軽減できるのではないだろうか?

になる点はもう一つ
日本で親から子へ、とTVでの反中イメージ これはグロテスクな内容は少ない。

中国は反日感情が高まれば以前ニュースであったように、日系の店を壊しにかかる。

同じ右思想でも怒らせたときの狂暴さに差があるのは「グロテスクの度合い=恐怖の強さ」と「年齢」の相乗問題があると考えている。
これは民度ではなく、恐怖の刷り込みが幼ければ幼いほど、または恐怖の強さの刷り込みによって変わるのではと考えている。

日本のネトウヨは中国に関して大きな事件があっても、どこかを攻撃したり、中華系の店を壊しに行ったりしない。
日本のTVではグロテスクなものは規制がかかり、なかなか目にしない。
親が子に恐怖を継承しようにも、中国は日本人を侵略し虐殺も行っていないので、あまりグロいネタも提供しようにも無理がある。

よって、教育時の年齢の考慮と、伝え方には世界が慎重になるべきではというのが一番言いたい事である。
日中友好!日韓友好!
そして世界友好を願ってここに記します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?