Water Walk

一風変わった音楽記事を書いていく、音楽ライター/ブロガー有志の合同noteです。

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最近の記事

Water Walk振り返り【2024年4月】

EPOCALC — 2024/04/29 20:17 というわけで、始めましょうか ハニワニハ — 2024/04/29 20:17 やるか レッツ EPOCALC — 2024/04/29 20:17 オンド ハニワニハ — 2024/04/29 20:17 アゲン 音頭の季節ンゴねえ EPOCALC — 2024/04/29 20:18 2chの大滝詠一だ 実際2ch見ていたらしい ハニワニハ — 2024/04/29 20:18 そうなんだ?!?! いつ頃

    • 日本最初のアレを知ろうぜ

      みなさん、こんにちは。 いかがお過ごしでしょうか。 今日も元気にdigってる最中でしょうか。 ある日、ふと気になったことがありまして。 『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』ってあるじゃないですか。 ダウンタウンの浜田雅功と小室哲哉によるヒットソングです。先日絵本の件でも話題になったので、ご存知の方も多いかと思います。 この曲、いわゆるジャングルと呼ばれる音楽ジャンルの楽曲とされていて、イギリス生まれのジャングルを日本に輸入した曲とされてま

      • Water Walkとは何か?【Water Walk×脱字コミュニケーション】

        Water Walkライターのもこみ&リサフランクによるポッドキャスト、脱字コミュニケーションにて「"笑える"音楽ブログを書くコツとは?」という回が公開されました。 脱字コミュニケーションとは、普段音楽関連の活動をすることの多い二人が音楽以外のトピックを中心に節操なく語らっている番組です。 今回はリサフランクたっての希望でWater Walkの編集長であるEPOCALC氏をゲストに招き、 といったことについてインタビュー形式の対談を行いました。 本記事はその回の文字起こし

        • 【劣悪な衛生環境】Virtual Insanityの部屋に閉じ込められたら、どうする?

          人間生きていれば、どんな不思議なことに出くわしてもおかしくありません。今回はVirtual InsanityのMVに閉じ込められ、そこでの生活を余儀なくされた場合について考えてみましょう。 JamiroquaiのVirtual Insanity。Jamiroquaiの代表曲であり、何よりもMVが有名です。 縦横無尽に動く(ように見える)床の上でジェイ・ケイがダンスしたり、ちょこまか動いたり、迫りくるソファを回避したりするMVで、その斬新さから高い評価を受けています。 実際

        Water Walk振り返り【2024年4月】

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          【玄人向け】Water Walk Worst 2022-2024【隠れた良作】

          お世話になっております。Water Walk編集長EPOCALCです。 先週はWater Walkの記事閲覧数ベスト10をお送りいたしました。 しかしながら、これらの記事の陰には絶対にウケる!と自信を持って出したのにあまりバズらなかった記事たちがいます。 というわけで、今回は自信があったのにそこまでバズらなかった記事をご紹介します。 【第1回】 妄想!コラボカフェ選手権(Water Walk編集部)音楽家のコラボカフェのメニューを考え、その料理がどのアーティストをイメ

          【玄人向け】Water Walk Worst 2022-2024【隠れた良作】

          【初心者向け】Water Walk Best 2022-2024【読み得】

          お世話になっております。Water Walk編集長EPOCALCです。 おかげさまでもうすぐ我々も二周年を迎えます。企画記事だけでも76本に及ぶそうです。 それ故どこから読めばよいか途方に暮れている方がいるかもしれません。また最近読みはじめた方が知らない初期の名記事も沢山あることでしょう。 というわけで、今回はWater Walk閲覧数TOP10の記事をご紹介します。 10位 音楽を倍速で聴く人たち~スピードアップソングの現在形~(ねじまきラジオ)音楽を倍速にして聴く

          【初心者向け】Water Walk Best 2022-2024【読み得】

          ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い3バースの謎

          1946年10月25日。 イギリス・ケンブリッジ大学のキングスカレッジ、ギブス棟H階段3号室で、哲学者ウィトゲンシュタインと、同じく哲学者のポパーが「哲学の諸問題はあるか」というテーマを巡って争った。 その時、ウィトゲンシュタインが「ポパーを火かき棒で脅した」あるいは「火かき棒で殴りあった」という話が、今なお哲学者の珍エピソードとして語られている。ただこの話は目撃者によって細部がまちまちであり、その幅広さから混乱を招いていた。 ところが最近明らかになった事実は、そのエピソ

          ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い3バースの謎

          架空DJネーム選手権

          皆さんはDJと聞いて、誰の名前を思い浮かべますか? DJ Shadow、DJ KRUSH、dj newtownなどなど…… 昨今はPCで手軽にDJができるようになったのも相まって日々DJの数は増え続けています。 しかし、これだけDJが居たらあらゆる名詞はDJネームとなっているのではないでしょうか? そして、新しくDJとして活動したい人はどのような名であれば被らずに済むのでしょうか? それを確かめるべく、今回の記事では四人集まっていそうでいないラインぎりぎりの架空のDJネ

          架空DJネーム選手権

          日常に対位法を取り入れよう!

          ごきげんよう。航路志望人です。 皆さんは、演出における「対位法」という技法をご存じでしょうか。 具体例としては、映画「時計じかけのオレンジ」にて主人公アレックスたち一味が暴力をふるう凄惨な場面に、アレックスが口ずさむ「Singin' In The Rain」の陽気なメロディを組み合わせたシーンなどが挙げられます。 他にも、血みどろの残虐な場面に聖歌やクラシックのような美しい音楽を組み合わせる手法もよく見かけるでしょう。 そこで私は考えました。 「映画のみならず日常の色

          日常に対位法を取り入れよう!

          雨音を1年録り続けて気づいたこと

          小宮まりんです。みなさんは『雨』好きですか? 私は好きです。具体的には雨が降ってきたらそれを録音するのが習慣になっているぐらい。 ……ご存知の方もいるかもしれませんが、こういう屋外での録音行為には「フィールドレコーディング」という名前がついています。 フィールドレコーディングでは雨音に限らず、演説などの人間の活動、波音や川のせせらぎのような自然音、はては人間には聞こえないコウモリや駐車場の機械が発する超音波まであらゆるものが録音の対象。 以前Water Walkで記事を

          雨音を1年録り続けて気づいたこと

          Water Walk Solo Works #5

          お世話になっております。Water Walk編集長のEPOCALCです。 Water Walkはライターの皆様の寄稿によって支えられていますが、各々個人による活動も行っています。その中から幾つか大きなものを紹介いたします。 ユリイカ寄稿(もこみ)Water Walk初期から協力してくれているもこみ君が最込舜一名義で2023年3月号のユリイカに寄稿したそうです。テーマは柴田聡子。私個人はそんなに熱心なリスナーではないですが、それ故興味を惹かれる内容。 ユリイカに寄稿、これは

          Water Walk Solo Works #5

          Late-night Lo-Fiみたいなビルでラーメンを食べる

          ある日、デイリーポータルZの記事が目に留まった。 飯田橋にある「丸亀製麺飯田橋サクラテラス店」を紹介する内容なのだが、筆者がこのサムネイルを見て一番に連想したのはとあるアルバムだった。 Various Artists - The Music of the Now Age III そのアルバム「The Music of the Now Age III」は、Vaporwaveの名門レーベル・Fortune500からリリースされたコンピレーションで、猫 シ Corp.、骨架的

          Late-night Lo-Fiみたいなビルでラーメンを食べる

          タブラにまつわるエッセイと新コーナー

          お世話になっております、Water Walk所属ライターの小宮まりんと申します。 みなさん、楽器弾いてますか? あるいは叩いてますか?もしくは吹いたり、よもや燃やしたりしてますか? 私はというと、最近「弾く」がメインです。 色々楽器の演奏の表現を並べてみましたが、それにしても楽器って本当に多いですよね。プレイヤーの方もプレイヤーの方で、みんな得意な演奏方法と不得意な演奏方法がある。 だから、 「あれやってみたいなあ」とか「できたらカッコいいだろうなあ」と憧れていた楽器を買

          タブラにまつわるエッセイと新コーナー

          M|A|R|R|S "Pump Up The Volume"をサンプリングした曲を聴こう!

          表現の幅を生む一方で、既存の楽曲の一部を抜き取って使用するが故に法的な問題も常に付きまとうサンプリング。 最近ではこんなニュースも出ていましたが、80年代後半〜90年代のハウス・ヒップホップの発展期には連日のようにこうした報道が飛び交っていたことでしょう。 なにせ『Where there’s a hit, there’s a writ(ヒットがあれば訴訟がある)』という格言もあるぐらいです。 M|A|R|R|S "Pump Up The Volume" 今回注目するのは

          M|A|R|R|S "Pump Up The Volume"をサンプリングした曲を聴こう!

          引用楽曲レビュー The Avalanches "Since I Left You"

          ある日の事でございます。(蜘蛛の糸 芥川龍之介) 幕間の時間を川上の楽屋で世間話に過してゐると、(茶話 大正五年 薄田泣菫)音楽が水の上から聞こえて来る。(旅日記から 寺田寅彦) 今から考へてみて、僕の生涯の中で(僕の孤独癖について 萩原朔太郎)一カ月に一度ずつ、重いレコードを(胡堂百話 野村 胡堂)手に入る限り集めたが、(胡堂百話 野村胡堂)その深刻不可思議な体験を(ドグラ・マグラ 夢野久作)見たことも、聴いたこともなかった。(私の読書遍歴 中谷宇吉郎) それはまるで夢

          引用楽曲レビュー The Avalanches "Since I Left You"

          聴いてる曲とマッチするシチュエーションが見つかるまで歩みを止めてはならない旅に出よう!

          新潟の湖をバックに失礼。 どうも、リサフランクです。 あなたはこんな体験をしたことがありますか? 音楽を聴きながら外を歩いている際、ふと「あれ、この曲ってもしかして今この瞬間のためだけに作られたものなんじゃないか?」と思ってしまうほど、目の前の景色、空気、香りなどがその時聴いている曲と偶然にも物凄くマッチしてしまう現象。 僕はこれを「謎しっくり現象」と呼んでいます。 あれ、とても気持ちいいですよね~。 僕が初めて謎しっくり現象を体験したのは中3の秋のことでした。 部活

          聴いてる曲とマッチするシチュエーションが見つかるまで歩みを止めてはならない旅に出よう!