暴れる私の�食欲と処方薬 〜底辺女二十六の野望〜Vo.2

緊張やストレスがかかるとよく「胃が痛くなる�」っていうけれども、うつ病になった私は完全に胃がやられ、消化器官がめちゃくちゃになった。
今日は私の食生活をここに記録しておこうと思います。

もともと座りっぱなしで冷え性のため便秘気味であった。また仕事に集中するとご飯を食べるのを忘れてしまうことがあり、夜ご飯を食べるのが夜中の2時とかそんな生活を繰り返していた。また、自炊を全くしないので(4年東京に住んでいるが、自宅のガスコンロをひねったのは6回くらい。自慢じゃないけど自炊は本当に皆無。26の女としていかがなものかと、私も思ってはいます。)食べる物も健康的ではなく、ファストフードやコンビニご飯、カップラーメンなど偏った物が多かった。

このあたりは一人暮らしなら、よくある話だとおもう。

仕事を休み、家に引きこもりだしてから、エネルギーを消費しない。だから食べる量は比例して少なくなった。だから一時的に3キロくらい痩せた。なんなら少し太り気味だったので、この機会に少し痩せれてラッキーぐらいの感じ。でもそれから少しずつ、おかしくなる。

仕事を休んでから1ヶ月たった頃、姉が気分転換に私を1日旅行に連れ出してくれた。その日は一日中、美味しいものを姉と一緒に食べて、久々にいいリフレッシュになったのだが、、、
翌日から反動のように3日間くらい何もしなかった。何をするにも面倒くさく、ご飯を食べるどころかお風呂に入ることや、トイレに行くことも面倒になる。さすがに食事をとらなきゃな、と冷蔵庫を開けるがやっぱり、力が湧いてこない。
そして、一人暮らしをしている部屋で私は失神し、部屋で倒れた。

意識を失っていたのはおそらく30秒くらい、でもその後15分くらいは体が動かない、冷や汗が止まらない。やっとの思いで水を一口飲み、ベッドに落ち着いた。
�本当に命の危機を感じて、食事だけはとるようになる。
すると、また違う症状が出てきた。

3日に1回くらいの頻度で暴飲暴食、食欲が止まらなくなるのだ。
どんなに食べても、お腹がいっぱいにならず、食べ物を求めてしまう。
家に食べるものがなくなると、近くのコンビニやスーパーに気づいたら駆け込んでいる。そして、カゴいっぱいに食べ物をいれる。(惣菜パン、菓子パン、からあげ、スパゲッティ、おにぎり、サンドウィッチ、スナック菓子、チョコレート、シュークリーム)とにかく目につくものを片っ端から入れてしまう。
もう、病的。
自分では自分を止めることができない。
レジでは友達代表で買い出しに来た人を装うしかない。(笑)
家に帰ると、それをあっという間に食べる、一度に、いっきに。
次の日、体重計にのり、我にかえる。
そしてその2日間くらいは、自分で食欲を抑える。抑えることができる。
引きこもっているとエネルギーを消費しないので、食べないという方法でしか体重をコントロールできないから。
だが、またしばらくすると。異常な食欲が湧いてきて、食べ物を求める。テレビを見ていても、本を読んでいても、食べ物の事を考えてしまう。何も入っていない冷蔵庫を開け、保存用にしてあった梅干しを全部食べてしまう、みたいなことがある。
このスパイラルで4ヶ月くらい生活していた。

そりゃ、胃も悪くなるわ。そのうち、食後に猛烈な胃痛がするようになった。
胃が痛くて、不眠症だった生活にさらに眠れなくなることに。
生活は悪くなる一方。さすがにまずいと思って、通院しているクリニックに相談して胃薬を処方してもらった。

食事をすると胃痛がするため、今度は食欲が無くなってしまった。本当にお腹が空かない、3日とか平気でいられる。水分だけは摂取できるが固形物は食べない。これも病的。
案の定、みるみるうちに体重は落ちていき、2ヶ月で10キロ減った。

さすがにクリニックでは(3週間おきに通院)
先生)「痩せたよね」って言われる始末。
私)「やっぱりそう思いますか?鏡でみても自覚はないんですけど、体重計見ると落ちてるなって思いました。」と答える。

ただし食欲はないが、睡眠が改善された。少しうつ病の症状が軽くなったかな、と自分で自覚できるような傾向があった。
また、オシャレは好きだけど自分の体型にコンプレックスを感じていたので、痩せれたことで少しの自信になり、外に出る意欲が湧くようになった。
(まぁ食べる量が圧倒的に少ないので便秘が酷くなり、便秘薬を使って無理やり排便する時もあるなどの、難点は少々あった)
ただ、クリニックの先生はあまりにも急激に痩せたことを心配し、処方されていた胃薬を変更した。(これが2週間前のこと)
それは前に抗うつ剤として処方していたものだった。

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ちょっとここからは薬の話なので、スルーしてもらって構いません。

もともと『ドグマチール』という薬を抗うつ剤として飲んでいた。この薬は抗うつの他にも、胃潰瘍の症状にも効果があるものだった。これを処方していたのが、異常食欲旺盛の4ヶ月間。
そして、胃痛がひどくなり処方された薬が『ガスモチン』というもの。
どちらも効果はあまりわからなかったが、ガスモチンに変更してから異常食欲はなくなり、逆に食欲不振になった。

そして2週間前に食欲を増進させるために、抗うつ剤とは別で再び『ドグマチール』を処方された。(このころの抗鬱剤は『サインバルタ』というもの)
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そしたら、また異常な食欲旺盛がやってきた。
しかも、ここ2ヶ月ほどまともな食事をとっていなかったので(おかゆ、ヨーグルト、豆腐、バナナぐらいしか食べていない)、いきなり4ヶ月前と同量のたくさん固形物の食事が胃に放り込まれた。
自分でも、現状で消化できる体ではないと思い、食べた直後にトイレに駆け込み、無理やり吐こうとした。でも、なかなか食べたものは出てくれなかった。

胃は苦しい、もう消化するのを待つしかないと思い、眠ろうとした。
すると私の胃は悲鳴をあげ、胃激痛で目をさました、そして吐き気が襲う。
私はトイレに駆け込み、一生懸命消化しようとしていた胃の中の物を全て吐いた、もう無理やり吐いた、スプーンを口に突っ込んで、無理やり吐いた。
楽になった。胃痛もおさまった。(これが昨晩のこと)

わたしは、こんな苦しい思いをするなら食欲がないほうがましだと思った。

なぜ、このことを今日書こうと思ったかというと、この異常な消化器官の暴動はうつ病の症状だと思っていたのだが、前述しているように薬の影響だということが今日、気づいたから。
お薬手帳の処方記録と異常食欲・食欲不振があまりにも一致していたこと。
つまり、自分の食欲を薬によってコントロールされていたことにずっと気づいていなかったことが、あまりにも衝撃的だった。

あ、別に薬の恐ろしさとか、そういうのを主張したいのではなく。
むしろ、こんな簡単なことに私は半年間も苦しめられていたのかという、あっけなさがあったから。私にとって、これに気づいたことはとてもプラスなことだ。どっちも経験して、比較できたからこそ、わかること。
それくらい、前向きにとらえれている。(それも嬉しい)

長くなってしまった。
とりあえず、私は食欲不振の方がましかなって思って、今処方されている薬は今日から飲まず、とりあえず食欲不振を選ぶことにする。
(もちろん、今度クリニックに受診する際に先生に報告して、相談しようと思います)

以上。
ちなみに今日は、朝ご飯を食べずに夜だけレトルトの卵おかゆにしました。
(おかゆについても書きたいことあります、それはまた今度かな)
まだ昨日の胃痛が少しするけど、この文章をかけるくらい元気ってこと。

本当に以上!


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