皆さん、こんにちは。記事のタイトルはだいたい何かのパロディだったりするんですが、熱のララバイだと、何のパロディかわかりにくいですよね。|木賃《もくちん》ふくよし(芸名)です。

　ちなみに、柳ジョージの「鉄のララバイ」です。

　ここで「鉄のララバイ」を挙げると、

　(´･Д･)」 ああ、ボトムズの…

　ってなる人が多いんですが、

　(´°Д°)」 ボトムズに関係なく、
　柳ジョージのファンなんです！！

　ボトムズ関係ないんです！！

　(´･ω･)」 ボトムズも好きですけどね。

　でもワタクシはダグラムの方が好きなんですよ。
　ってな訳で、現在のワタクシですが、デパートの地下深くで閉じ込められ、熱気に晒されて汗だくになりながら最低野郎として働いております。まさに|最低野郎<ボトムズ>。

　まあ、簡単に言うとデパ地下のさらに地下深くで、デパ地下で売るための料理を作る仕事をしてます。ミンチカツを揚げてます。カツアゲです。

　仕事自体はそんなに大変じゃないんですけど、ぶっちゃけ、

　(´°Д°)」 暑い。

　もはや暑いを通り越して、

　(´°Д°)」 熱い。

　ワタクシ、暑いのにはかなり耐性がある方なのですが、そのワタクシが「熱い」と言うレベルなので、割とマジでキツいと思ってます。
　めちゃくちゃ狭い。気温が暑い。地下だからなお暑い。そして調理するから熱い。そしてコック服の生地が厚い。風がない。密閉されてる。
　ここは惑星デロイアの過酷な環境を再現してるんですか？

　半裸に、クリンみたいに半裸になっていいですか！？

　で。紆余曲折ありながらも、自前のサーキュレーターを用意したり、密閉されたドアに隙間を作ったり、風の動きを計算したり、デパートの都合で開けられなかったドアが開いたり、

　(´°Д°)」 かなり改善されました！

　(´°∀°)」 全然涼しくはないんですけどね！

　ぶっちゃけ、今の職場で最も走り回ってるのってワタクシなんですよね。厨房と売場を行き来してるんで。
　なので、とにかく暑い。

　そこで、いくつかの対策を講じた中、これは割と効果があった一手を紹介したい。

　女子高生が持ってるみたいなハンディ扇風機を、コックコートの中に仕込む。要するに簡易換気服である。
　しかし、これだけでは何も涼しくない。何しろコック服の生地が分厚いから、外気を取り入れられないのである。
　だが、ここでハンディ扇風機の裏に、

　(´°Д°)」 保冷剤を貼り付ける！！

　すると、ハンディ冷風機になるだけでなく、保冷剤のおかげで、ファンと生地の間に空間が生まれるため、

　風が回って 　(ﾟ▽ﾟ)　  ひんやりするよ。

　＿|￣|○ たった30分で
　保冷剤が溶けるんだけどね。

　ファンも３時間で充電切れを起こすし。

　(´･Д･)」 んでまあ、何やかんやと地獄の暑さ対策を自前でどうにかしてるんですよ。

　で、この記事の読者は、ウチの厨房が「広い厨房」をパーテーションで４分割し、更にそれを２社で使用しているという、狭くて暑い牢獄以下の環境だったりする事はご存知かと思います。

　右隣の厨房はパーテーションが高く、そちらの厨房スタッフとは、ほとんど面識さえありません。
　しかし、向かいのパン屋？ ケーキ屋？ 菓子パン屋？ さんは、厨房機器とダクト(非稼動。これさえ動いてれば、、、)に挟まれながらも、割と顔の位置に空間があるため、会話が出来たりします。

　まあ、向かいのスタッフと話す内容の９割は、

　(;´°Ａ°)」 あづいっスね、、、

　なんですけども。ええ。

　ちなみに、向かいの厨房に入った事はありませんが、あちらも相当な暑さのはず。まあ、向こうはほとんどが女性スタッフなので、見た目が暑苦しくないのか、何らかの暑さ対策がされているのか、ワタクシほど汗だくで働いているイメージはありません。

　そんなある日、

　(´°Д°)」 向かいの厨房に、
　スポットクーラーが導入された！

　えっ？ これってデパート側じゃなくて、菓子パン屋さん自身が会社として経費で購入したって事ですよね？ マジ？ それマジ？

　ねえ？ ウチの会社も見習おう？ スポットクーラー導入しよう？

　あまりの羨ましさに、ワタクシは、向かいのスタッフに話しかけました。

　(´°∀°)」 スポットクーラー入れたんスね！ 羨ましいっス！

　(´ｰ｀) ……。

　(´°Д°)」 無視された。

　え？ アレ？ アレが原因？ アレが原因で嫌われた？

　インド人か！？ インド人の所為か！？

　しかし、単に聞こえなかった可能性や、自分に話しかけられてないと思った可能性もある。(会話はできるが、会話向きの環境じゃない)

　だから、めげずに話しかける。

　(´･Д･)」 クーラー導入されたんスねー？

　(´ｰ｀) ……。

　今度はしっかり観察してから話しかけてる。ピクリとも反応してないので、今度は、タイミングを見計らって、こっちを向いた瞬間を狙って話しかける。

　(´･Д･)」 あのー、、、

　(´ｰ｀) ？

　　↑　 あれ？ 今、話しかけられた？ みたいな反応。

　(´･Д･)」 クーラー、、、

　（╹◡╹） はい？

　(´･Д･)」 あ。スポットクーラー導入されたんすねー、って。

　（╹◡╹） あっ、すみません！ このスポットクーラーがうるさくて、全然聞こえないんですよー！

　原　因　ソ　レ　か　よ　。

　(´･Д･)」 クーラー導入されたんスねー！？

　（╹◡╹） あー、はい！ そうなんですよー！

　でもコレ、大きくてうるさくて邪魔なだけで、

　あんまり涼しくならないんですよねー！

　(´ ; Д ; )」 な、泣ける、、、！

　確かに、デカさの割にスポットクーラーって性能イマイチよね、、、。

　(´･Д･)」 でもとりあえず、インド上司のせいで嫌われたんじゃなくて良かったわ、、、。