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娘とのデート

私には6歳娘と1歳の息子がいる。娘は5年ぐらい一人っ子だったけれど、息子が生まれてから家族みんなで出かける頻度が少し減った。その理由は息子はまだ一人で歩けないので、ベビーカーか抱っこ紐で行動しなければならず、私が大変な上に次の日の体力的なダメージがありしんどいから。

正直、息子を連れて遠出するのを躊躇してしまう。でも、6歳児は外出して公園や買い物に出かけたい。そこで考えたのが休みの日に旦那と娘or私と娘の組み合わせでデートをするというやり方で外出するようにしている。

私は運転をするにも神経を使って、すぐ疲れてしまうので、私とのデートの時は近くのスーパーで買い物したり、歩いて行ける公園に連れていくことが多い。先日、就学前検診で小学校を初訪問し、その後大きめの公園まで歩いていき思いっきり遊んで娘はすごく楽しそうだった。

その帰り道、次のデートはどこ行きたいか聞いたところ、「パフェ食べに行きたいのとお母ちゃんが行きたいところに行きたい…美術館とかどう?」との返事が返ってきた。自分が行きたいところを言ったらいいのに、一緒に出かける相手の行きたい場所も考えて発言できるのに大変感動した。

娘は感受性が強く、人や動物が亡くなった、強い口調でお友達から話されると悲しくなることがある。夜にその日あった悲しい出来事を話してくれるのだが、思い出しただけで「なんだか泣きそう…」と目をうるうるさせる。私はとりあえず話を聴き、娘の優しさを褒め、その後、強さも身につけることの大切さを話す。

話は変わるが、先日の夜、寝る前の出来事。娘が「足がかゆい」というので、薬の場所を伝え、娘一人で取ってくるように伝えた。でも、暗闇の中で取りに行くのが怖いという。それでも私は「大丈夫だから、自分で取りにいっておいで」と伝え、怖がりながら一人で取りに行き、薬を塗ることができた。一人で取ってきたことを褒めると「この前、お母ちゃんが〇〇(娘の名前)ちゃんは優しいところもあるけど、強さも身につけるようにって言われたから、怖かったけど取りに行けたの。」って言われて、すごく感動した。あまりの成長ぶりに嬉しくて旦那にすぐ報告。

この出来事で学んだことは、全て優しく包み込んで接するという子育ても大切だけど、子どもの気持ちに寄り添いながら時には、できるか分からないけど挑戦させることも大切なのかなと私自身が勉強になった。これから先、人間関係や初めて学ぶことでぶつかる壁がたくさんあるかもしれない。その時に私自身がいろんなことに挑戦する姿を見せて、子どもの挑戦も応援できるような母でいたい。

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