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10億円払ってでも取り締まってもらう価値がある「幕賓」

帝王学では、政治の世界において、3つの人物が重要人物と言われています。①幕臣、②師匠、③幕賓の3人です。

①幕臣は、言いにくいことをただしてくれる部下で、リーダーが左!と言っても、それが間違っていたら「右です!」と言ってくれる存在です。
②師は優秀な師匠です。優秀な師匠と出会えるかで人生は大きく変わると思います。
最後は③幕賓です。政治の世界にはいないけど、外の世界からきつい一言を言ってくれる人です。中国の兵法書『六韜三略』に、「帝王たるもの、一流の幕賓を得るためには爵禄(地位とお金)を惜しむな。」という言葉があります。それを地でやっているのが孫正義さんです。

ソフトバンクGの社外取締役メンツは、もう退任された方もいらっしゃいますが、ファーストリテイリングの柳井さん、東大の松尾豊教授、ゴールドマンサックスアジア副社長、三井物産の会長等・・と錚々たるメンバーで「リアルキングダム」が揃っています。

孫さんは、社外取の柳井さんたちに1時間の顧問アドバイスにつき、1億円払っているのではないかとも言われています。

「俺を取り締まってください」に13億円も払う価値があるのはなんだか納得です。世の中の一定数の著名人が、不倫やセクハラや横領や粉飾決算などで没落しているのを見ると、特に影響力が大きい人ほど「キャバクラに行かないように」、「出張先で遊ばないように」、「無駄な出費をしないように」と、自分より優秀な人に取り締まってもらう必要性は納得です。

孫さんほどではなくとも、もっと卑近な例で、どういう人たちが身近な私生活で「幕賓」に当たるのだろうかと考えてみました。そもそも私にとっての幕賓は誰なんだと。

錚々いないのですが思い当たる人が何人かいて、そして私たちデトックスコーチも、お客さんにとっての「幕賓」ではないかと思いました。

この間、ある30代の方のカウンセリングをしましたが、ストレスで4ヶ月で体重が20kg増えてしまい、肩こりがひどすぎて、夜眠れない。ベッドに24時に入っても朝の4時まで目が冴えてしまう・・夜食に暴飲暴食をしてしまう。というお悩み相談をいただきました。
疲れているのに、眠れないなんて地獄すぎて、私だったら耐えられない・・と思い、その人の生活習慣大改善に3ヶ月コミットする約束をしました。

そもそもご飯はほとんどコンビニだったので、まずは炊飯器を買うところから、そして睡眠の質が悪い理由の1つに湯船に使ってないことがわかったので、湯船に毎日浸かるところから、休日寝過ぎて、月曜日起きれないとのことだったので、強制的に7時間睡眠を確保するところから、その人の習慣を良くするためにやるべきことが100個くらいあるのですが、1個1個順番にメニューを作り、「自分のことをここまで取り締まってくれる人はなかなかいない」と言われ、「いやいやそれが私たちの仕事ですから」と思いました。
ちなみに私たちは必要あらば支出管理もアドバイスします(笑)浪費しないエコなライフスタイルに持っていくのがゴールです。デトックスコーチとはライフデザインにおけるまさに「幕賓」ですね。

よくお客さんから「ちひろさんのそのバイタリティどこから出てきているの?」と嬉しいことに言っていただけることが多いです。自分自身でも私の元気さとバイタリティは異常値だと思います笑
もちろんデトックスのおかげでもあるのですが、健康とは1個が改善するとドミノ倒しで習慣がどんどん良くなっていくものだなと思います。
かつての5年前の私は、休日疲れすぎて夕方までベッドから起き上がれない、自分で料理を作るなんてもってのほか、運動なんてやる体力もない・・という感じでした。
でも今はそんな生活習慣には2度と戻れないくらい、ヘルシーな生活を送れております。当時の私にとっての幕賓は誰だったかというと、私の体をサポートしてくれたデトックスコーチでした。

そんな形で、あなたにとっての最高の幕賓になれるように、これからもライフスタイルのサポートをさせていただきます。
改めて人生を正してくれる良い幕賓を探しいこう!


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