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「仕事として」より《趣味でやってます》の強さ・楽しさを大切にしたい

「ふだん何してるの?」

じぶんが初めて会ったり、久しぶりに再会したひとによく聞く言葉です。

そうしたとき、仕事というよりもライフワークや趣味のことのように近況を話すひとはとても活き活きしているなあと感じます。そういうひとは「強い」し、とても「楽しそう」です。


じぶんが立ち上げた新しい住まいの形「ギルドハウス十日町」は今年の5月で4周年を迎えようとしています。寒さがやわらぎはじめ、4度目の冬も無事に越えられそうです。先日企画した「豪雪パーティー」では定員制にしたにもかかわらず定員オーバーの36名が集い、用意した15リットルのクラフトビールが瞬時になくなるほど大盛況でした。

同じく5月には長野県で新しいギルドハウスが立ち上がろうとしています。去年できた山形県のギルドハウスもゆるやかに続いているようです。沖縄のギルドハウス(準備中)は元住人夫婦の赤ちゃんの成長がネットを通じて送られてくるので顔が緩みます。いずれの場もまた親せきのおうちのように手土産ひとつ持って遊びに行くのを楽しみにしています。

都会と田舎の住まいをつなぐプロジェクト「アルトバウ」は、東京に加えて名古屋にも拠点が出来ました。西日本へ旅するときに立ち寄りたいですね。

そういえばこのnoteを書き始めてから、この2月でちょうど3年になります。気の向くままに書き連ねた文章は150本近くになりました。「noteを読んでハルさんに会いたくなって来ました」というひとが何人もいて、書いていてほんとうによかったと思います。


そうしてこの4年近くで、お店でも宿でもない山奥にある限界集落の住まいに、50名以上が共に住み、延べ7,500人以上がやってきました。

これから3月~5月にかけて共に住む住人がまた増えて10名になりそうです。そのなかには「起業したい」という17歳の女子もいます。


なぜギルドハウス十日町が、事業でなく住まいなのか。

なぜギルドハウス十日町が、数年経つのに相変わらずでいられるのか。


さて、ここで本題に戻ります。

じぶんは昨年6月からソーシャルな隠居のたしなみでプログラミングに入門しました。それからというものイチから個人でアプリを開発してバージョンアップしてきました。

そのおかげでとても楽しい時間を過ごせています。

そのおかげで新しい趣味の仲間ができました。

そのおかげで数時間ほどポッカリ時間が空いても退屈しません。

そのおかげで大企業からアプリ買取のオファーが来ました。
(つながりの外からの話でワクワクしなかったのでお断りしました)

そんなふうにワクワクするようなオファーが来たら妻に四駆のクルマを買ってあげられそうです。


それでも、じぶんは趣味でアプリを作り続けます。

それでも、仕事だからとか赤の他人(クライアントやユーザー)のためにじぶんの時間を使ってまでやるのではなく、気にせず貪欲に最新の技術を取り入れて。興味の向くままにじぶんや気の合う仲間が楽しいと思う機能だけをアプリに追加しつづけます。


たぶんおそらくきっと。

そういう働き方が「強い」と思うし、「楽しい」のだと思います。


以前のnoteにも書いた言葉。

「じぶんらしくいられる日常が、誰かの価値になる。」


さあ、2019年、待望の春がやってきます。


ところで、

「あなたはふだん何してますか?」

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