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ソーシャルコネクションとまちづくり

・ソーシャルコネクションは幸せの鍵

最近、coursera(オンライン講座)でイェール大学のScience of well-being という授業を受けています。
幸せを科学で分析するという内容です。

マテリアリズムは幸福度が下がる、他人にお金を使うと幸福度が上がるという、実証データをもとに講義が展開されます。

そのうちの一つにソーシャルコネクションは幸福度を高めるという内容がありました。

人と人とのつながりが日常にあるほど、効果は高まるみたいです。

現代の街

これを聞いて思ったのですが、私たちの街って繋がりかなり薄くないですか?

昭和レトロに憧れるわけではないですが、商店街で身近な人と話したり、街角でお話ししたりっていうのが格段に減っているような(ただの想像)

その想定が正しいとして、私はまちづくりに問題があるんじゃないかと思うんです。

クルマ中心の都市計画が社会的つながりを失わせたのではないか?

私たちの街の前提にはクルマがあります。
大通りを作って、それから歩道を作る。
車の流れを考えて都市を計画する。
都市計画の専門ではないですが、これはおそらく合理的な方法なのでしょうね。

ただ、よく考えれば、なぜヒトが住む街なのに、クルマが中心となっているのか??

クルマを中心に街をつくったからこそ、ヒトの生活に寄り添わない街になってしまった。

クルマを中心とするまちづくり
→郊外型都市の誕生
→大型ショッピングセンターの誕生、商店街の衰退
→クルマでしか生活できない
→さらにクルマ中心の街になる

モビリティ革命が鍵となりうるのか

どうすればいいのか、と考えたときに、ボトルネックとなるクルマ中心の社会を変えていく必要があります。

そのために、MaaSを推し進めて、さらに公共交通主体の街にしていくことが求められているでしょう。

現にLRTを導入するなど、公共交通の復活を推し進めている自治体もあります。

クルマ中心からの脱出、公共交通の整備
→街がヒト主体になる
→郊外型から地元型の街へ

こうして、商店街のような地元で賑わう消費スタイルになれば!?いいな。

自治体のコミュニティとつながりがない現在の社会。

自分の住む街に対して新しいつながりが生まれる、そんな社会になって欲しいです。

#社会 #都市 #まちづくり




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