義母と娘の台湾旅行
ーどこか不安な二人の絆
義母さんと奥さんは、まもなく一週間の台湾旅行に出かける。ちょっと心配している。義母さんは心臓やら足やらいろいろ悪いところがあり、かかりつけ医から一応、OKをもらっているらしいが、だからといって完全に不安を取り除けたわけではない。
いつも面倒を見ている奥さんが一緒なので、そこは確かに心強い。ただ奥さんは自分の意思を優先するところがあってどうも気がかり。今回の台湾旅行では、どうしてもドルフィンウォッチングに行きたいらしいが、義母さんが行きたいかは分からない。
特別な絆
もっとも、女親とその娘には「特別な絆がある」と、過去に母親は言っていた。売り言葉に買い言葉で激しい言葉の応酬があったとしても、少し時間が経てば普通のやり取りに戻っている姿を、義母さんと奥さんを通じて見たことがある。それを絆というかは疑問だが、二人を信じ、くれぐれも気を付けて楽しい時間を過ごしてもらいたい。
二人の旅程後半に合流する予定。波風が立っていなければ良いのだが。
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