アクション_スター_ネットワーク

反応で分かる血のつながり

続・オレは竜宮城に行っていない!

いろいろと似てないところが多い実姉ではあるけれど、やはり血はつながっているようだ。過去に姉が大ファンと広言してやまなかった米俳優のリチャード・ディーン・アンダーソンが、ちょっと見ないうちに、すっかりお爺ちゃんになっており、それを画像付きのメッセージで姉に知らせた。すると、やがて届いた返信には一言、「マジか!?」。老け込んだアンダーソンの画像を見つけたとき、思わずこぼれた自分の言葉と、一言一句違わない反応。認めたくないが、血は争えないのかもしれない。

※関連リンク(前作:「オレは竜宮城に行ってない!」)

"してやったり"

リチャード・ディーン・アンダーソンは、1980年代の米ドラマ人気シリーズ「冒険野郎マクガイバー」で、主人公のアンガス・マクガイバーを演じたことで知られている。日本にもファンがたくさんいそうだ。

ほぼ別人のようになったアンダーソンの画像を見て、姉は予想通り、かなり衝撃を受けたようだ。最初の返信から少し時間を置いて届いたメッセージには「凹む情報だった」とあり、呆然とした姉の姿が目に浮かぶ。

きっと竜宮城に行かずとも、浦島太郎になった気分を味わえたはずだ。姉には悪いが、アンダーソンの画像を見つけたときに企んだことが狙い通りに進み、個人的には"してやったり"の気分。

複雑な気分

ダニエル・ラドクリフがいつまでもハリーポッターを演じ続けられないように、アンダーソンが永遠にマクガイバーであり続けることは不可能だ。そんなことは、姉も百も承知している。だから、現実を知ったことで打ちひしがれるようなことはないだろう。

それどころか、現在放映されている「冒険野郎マクガイバー」のリブート版(※用語)で、マクガイバーを演じる若手イケメン俳優、ルーカス・ティルの画像を姉に送ると、先ほどまでの"アンダーソン・ショック"をすっかり忘れたような一言が返ってきた。「(ティルの抜擢は)ナイスだね」。

この割り切った反応にも血のつながりを感じるが、何やら複雑な気分。

(写真〈上から順に〉:リチャード・ディーン・アンダーソンの"今"=アクション・スター・ネットワーク、ハリーポッター役を"卒業"したダニエル・ラドクリフ=シネマ・カフェ、リブート版でマクガイバーを演じるルーカス・ティル=twitter)

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