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高野山・西禅院から今日の気づきと学びを書き留める

10月24日土曜日。今日は、オランダから来日されている加藤洋平さんと高野山観光へ。現在西禅院の宿坊の自室からこのエントリーを書いている。

木曜・金曜と連日新たなコンテンツ撮影とセミナーで協働させていただいており、月曜にも撮影を控えている。

その間の土日で、高野山観光をしようと。1年越しの計画だった。

外気温は10数度、明日朝は4度にまで落ち込むそうだ。

明日は朝6時30分からお務めがあるそうなので、この投稿を書き切ったときにすぐ就寝しようと思っている。

今日の1日の流れを振り返りながら、道中、金剛峯寺、恵光院での阿字観、そして宿坊にて多くの気づきを得たことを少し書き留めておく。


まず、朝8時40分、早めに加藤さんと合流した。

9時集合だったが、加藤さんは早めに始動される方なので、早めに到着するイメージを持って移動していた。ちょうどホテル前のコンビニで加藤さんと遭遇(本当に早めに始動される方だ)。そのまま早めに現地へ向けて出発した。

道中、約4時間。電車とケーブルカー。そして高野山駅から金剛峯寺まで徒歩で移動する中。

非常に多くの領域の話をした。協働している事業の話、自分が勤めている会社の話、加藤さんのご両親の話、楽器の話、映画の話、将棋の話、インテグラル理論や成人発達理論の話などなど。

濃密で私にとっては非常に、いや本当に貴重で充実した経験だった。加藤さんが見ない前提でnote書いているので率直に言うと、贅沢すぎる時間だった。

加藤さんはどの発達段階の人にも目線を合わせ、ある種1人の人間として接してくださるのだが、これは簡単にできることではなくて。

1人の人間として認められていると言う心理的安全があり、その上で多くの対話ができたことが何よりも嬉しく感じた。

色々話した中で、印象に残っていることを3つ取り上げたいと思う。

①レベルとラインの認識
②自身の仕事に対する悩み
③経済的自由の確立による発達と自己実現

まず1つはレベルとラインの認識の話。インテグラル理論において、オレンジとグリーンの境界の話だ。

私は自分がオレンジの領域の中でも前期的な場所に位置していると自己認識しているのだが、時折グリーンの虚構を観測しているような時もあり、その間であるオレンジ中期・後期をスキップしているように感じると言う話を加藤さんにした。

回答はシンプルで、「ラインが違う」と言うことだ。要するにオレンジ前期だと認識している能力とグリーンが垣間見える時の能力は、別物であると言うことだ。

意外と盲点だった。いや、ラインの概念は知っていたが、改めてそれはラインが違うと言われると、「そうか、確かにラインが違うなこの事象は」となり、自分のこととなると途端に観測が難しくなることを改めて体験することができた。非常に大きな学びである。

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次に仕事に対する悩みを遠回しに(遠回しに聞いてしまって申し訳なかった)聞いたことに関する気付きである。

内容としては、仕事に対して、漠然とした悩みがありそれが解決しないと言うこと。そしてそれが1日の始まりを億劫にしてしまうと言うものだ。

これに対して、加藤さんに明日やることや今日やったことの振り返りをしっかりと書き出すことが大切であるとご指導いただいたのだが、ここでもハッとさせられた。

確かに次の日のパフォーマンスが高い時は、前日の準備がしっかりしているし、逆も言わんやである。

この話はまだ続きがあって。この悩みを解決するためには、⑴日報をより正確に書くことと⑵その時間を作るために仕事のスピードをあげることであると、自分の中で仮説付けた。

そして加藤さんからこんな問いが。「では、それは四象限の中で言えばどこですか?」

これに対して、日報を書くこと、仕事のスピードを上げることは自分の能力や自分に関わることなので、「左上象限です」と答えたが、正解は違った。

答えは、右上象限だった。仕事のタスク化やスピードに関しては、左上から右上に移行していくものであると。言語化した時点で右上象限になるものであると。

つまり、私が思い悩んでいる原因として、仕事を自分ごと化しすぎて(左上象限で考えすぎて)いるということなのだ。

それが起こっている事として客体化し、冷静に観測し対処する事が解決の糸口なのだという気づきを得ることができた。

問題のポジションと見え方が違えば何か行動がきっと変わってくる。そんな予感がしている。

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最後に経済的自由の確立による影響の話だ。あまり具体的に書くことはしないが、加藤さんは現時点で経済的自由を確立させ、ご自身の実践に大きく時間を使われている。

ここの経済的自由の確立に関して、私のやっている方向性にプラスαで新たな領域への道標をいただいた。

これに関しては、実際に実践してみて、失敗も繰り返しながら、将来的な自己実現・実践のための足掛かりとして形成させていきたいと思う。


来年もし加藤さんと同じように撮影する機会・お話しさせていただく機会があったときには、さらに成長・発達した姿を見せたいと強く思った1日だった。


高野山の澄んだ空気を味わいながら、今日のこのある種澄んだ経験は今後のビジネスパーソンとしてのあり方、そして人生さえも左右するかもしれない出来事なのかもしれないと。そんな予感がしているのだ。


改めて加藤さん、ありがとうございます。
今後とも引き続きよろしくお願いします。

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