027. 愛の数値

例えば子どもが3人いたとして、
その全てに平等な愛は与えられるのか。

自分の持てる愛を100とすると、
ひとりひとりに約30%ずつしか与えられないのではないかと思うだろう。

でも自分がたくさんの子どもを持ってみて感じたことは、
自分の愛は100ではないということ。
限度はないということ。
無限に溢れてくるものだということ。

ダン・ブラウン『オリジン』の一節


愛は限りのある感情ではない。
一部しか分かち合えないわけではない。
人の心は、必要に応じて愛を生み出す。

人間は自然の一部であり、
だからこそ愛は溢れてくるもの。

一生ひとりだけを愛することの方が不自然だ。

複数の子どもを愛せるように
愛したい人が複数いてもいい。

心が自然に動くなら、それに委ねることだ。

逆らわないで。

それが自然なんだから。

そしてそのことを受け入れた時に、
その愛は変化していくかもしれない。
でも、それも自然なことだ。




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