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産後のむくみケアを行いました

出産後のママの浮腫みケアを行いました。

「浮腫」は専門中の専門。
ですが、今回は普段の治療手技に加えある手技も+して治療を行いました。

+したものは「リンパ管リリース

ドレナージ、その他の治療の前に鼠径部から足部へかけての表在リンパ管・深部リンパ管へのリリースを+しました。
妊娠に伴い子宮が大きくなるにつれ骨盤内~鼠径部のリンパ管や静脈が圧迫され循環不良が引き起こされた結果、脚が浮腫む場合があります。もちろん妊娠期~産後の浮腫原因には様々な要因があり、しっかりとした鑑別が大切です。

妊娠性浮腫
浮腫には生理的な浮腫と病的な浮腫があります。妊娠期特有の生理的浮腫と妊娠高血圧症候群等に起因する浮腫では発生要因が異なります。鑑別診断には血圧・体重・尿検査・血液検査や画像診断を確認しながら、血液濃度など異変がないか確認することが最終的な鑑別診断につながります。妊娠期・産後の浮腫は様々な原因がありひとくちにまとめて「浮腫」と捉えることは大変リスクを伴います。

鼠径部の触診を行った結果、鼠径部でのリンパ管及びリンパ節群の固さを認め、ドレナージ前にリンパ管リリースを実施いたしました。
子宮圧迫後の周辺組織への癒着改善によりドレナージを実施しながら足部の浮腫が軽減されていきました。

「リリース」には以前から興味があったのですが、これを学ぼうと思った最大の要因は、リリース手技を身につけることによって、今の技術をさらに活かし周産期治療に役立てることができると思ったから!

新しい技術を身につけさらに今持っている技術を生かすことができると思います。
現在「リリース」について学ばせていただいているのが蒲田和芳先生です。

蒲田先生プロフィール
専門はスポーツリハビリテーション、関節バイオメカニクス、関節リアライメント治療。東京大学大学院卒業、横浜市スポーツ医科学センターに勤務後、コロラド大学とフロリダ大学に研究留学。また、日本オリンピック委員会の本部医務班理学療法士として、アトランタ(1996年)、シドニー(2000年)オリンピックに帯同。
現在は、大学での教育と研究、医療機関での臨床、ビジネス、疾病予防との社会活動、日本健康予防医学会でのリアライン認定資格者の育成、学会等での学術活動などとともに、オリンピックを目指すトップアスリートの怪我の治療やコンディショニングに携わっている。ビジネスとしては、関節の歪み対策商品販売やセミナー運営を行う株式会社GLAB、ハイヒール専門ブランドLiberaciónを展開する株式会社リベラシオンの代表取締役を務める。

2020年度蒲田先生のセミナーが各地で開催されます。
是非みなさんご一緒にいかがでしょうか?

いまお持ちのスキルに+αしてさらに目の前の患者様やお客様にあなたの技術を還元しませんか?

学びは止めることなく歩き続けることが大切であり、それは全て自分自身の糧となりあなたの技術を必要としている方に届けるためです。

これからも少しずつ「リンパ管リリース」上達していきたいと思います。

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現在募集中のイベント
(詳細はホームページよりご確認いただけます)

◉医療広告ガイドラインと法律のセミナー(2020.03.01)
◉リンパ浮腫の予防とケアのセミナー(2020.02.23)
◉産前産後リハはじめの一歩講座(2020.02.29)
◉サスティナブルをリビングから(2020.03.08)
◉産前産後リアライン(2020年度)

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