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身体のソフトウエア

DNA配列を変えずに起こる遺伝子発現の変化….
“遺伝”が”環境”と相互作用する仕組みの研究「エピジェネティクス」。
つまり、ある種の“自然” 対 “育成”という概念でもある。

エピジェネティクスが分子レベルで行うことは、遺伝子の発現をコントロールすること…
つまり、その人の環境、日常生活によって「遺伝子のスイッチ」のオン・オフの切り替え、遺伝子が細胞内でどれだけ強く発現するかをコントロールすること。

私たちの遺伝子、つまり遺伝学は、私たちが活動するためのハードウェアであるという考えられます。
一方、エピジェネティクスは、そのハードウェアに何をすべきかを指示するソフトウェアや指示書のようなもの。

私たちは自分が持って生まれたDNAコードを持っていて、それは実際には変えられないのです。だけど、どのような遺伝子がオンになったりオフになったりするかは、常に環境の影響を受ける。

エピジェネティクスが環境に応じてどのように変化するかを調べる研究は数多くあり、
この10年以上の間に、科学界では多くの進歩がありました。

私たちは実際に自分でコントロールして、
自分たちがどこへ向かうのかを決めることができる。

私たちは、自分の遺伝子に基づいて運命づけられているわけではなく、
その遺伝がもたらす影響を、実際にコントロールすることができるのです。

その為に、まず自分自身の身体をコントロールするソフトウェアを手に入れるべき。

つまり、あなたの遺伝子の働き方、表現型遺伝子の特定はオススメです。


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