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ペアリングとマリアージュの違い

皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。

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今日はタイトルにある通り「ペアリング」と「マリアージュ」の違いについて考えていきたいと思います。

最近レストランなどでよく見かける「ワインペアリングコース」といったメニュー。
この、“ペアリング”という言葉。一体どんな意味なのかご存知でしょうか。

ワインにはほかに、“マリアージュ”といった言葉もあり、混合して覚えてしまっている方もいるかもしれません。

ペアリングとは??

まずはペアリングの意味、ペアリングコースについてお伝えしていきます。
ペアリングとは、“そのお酒と相性がよい食材または料理との組み合わせ”を指した言葉。

ワインペアリングであれば、“そのワインと組み合わせのよい料理を楽しむ”という意味合いになります。

そもそもワインは料理との相性を重要視するお酒のひとつ。

そのため、レストランなどワインを提供する飲食店では、その店舗独自のおすすめのペアリングが提案されています。

つまり、冒頭に出てきたワインペアリングコースというものは、“お店が提案するワインと相性のよい料理との組み合わせを楽しめるコース料理”といったメニューなのです。

マリアージュとの違いは?

ワインと料理の相性といえば、“マリアージュ”といった言葉をイメージされる方も少なくないでしょう。
事実、ワインについては詳しくないけれど“マリアージュ”という言葉は知っている…という方も少なくありません。

また、ワインを勉強し始めた方の中にも多いと聞きます。
そのため、“マリアージュとペアリングは同じような意味の言葉”と思われている傾向にあるようです。

ペアリングもマリアージュもワインと料理の相性という意味では同様ですが、若干ニュアンスが違います。では、その違いをみてみましょう。

・ペアリング
ワインと相性がよい食材または料理との組み合わせ

・マリアージュ
ワインと料理を合わせることで新たな味わいが生まれる組み合わせ

マリアージュについてもう少し詳しく解説すると、

“性質の違うもの同士を組み合わせることで新たな味わいが生まれ、食事が美味しくなる”という意味で使われています。

ペアリングが、ワインと料理をプラスすることで楽しめる美味しさ。

マリアージュがワインと料理をかけ算して生まれる新しい美味しさ。このように理解しておくとよいのではないでしょうか。

それ以外に「トリプリング」という新しい言葉について

ペアリングやマリアージュといった言葉が進化した、「トリプリング」という言葉があることをご存知でしょうか。

近年、注目されているワインと料理の相性を語る用語として浸透しつつあり、ペアリングやマリアージュとは違った美味しさの体験ができると話題です。
トリプリングとは、“ワインと料理にほかの何かをプラス”することでより複雑なマリアージュを生み出すテクニックのこと。

お酒と料理、さらにひとつ何か加えるという複雑かつ高度なテクニックで、ワインと料理の可能性を追求し続けているワイン愛好家たちから人気です。

ワインを愉しむ一つの目安にして頂けると嬉しいです。

明日は、「ワインペアリングの見つけ方」について綴らせて頂こうと思っています。

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