フリーライターAさんの裁判を支援する会

すべてのハラスメントにNO!性暴力と嫌がらせ、報酬不払いを許さない! 勇気をもって声を…

フリーライターAさんの裁判を支援する会

すべてのハラスメントにNO!性暴力と嫌がらせ、報酬不払いを許さない! 勇気をもって声をあげたAさんの裁判を支援する会です。

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ブログを移行します

いつも応援ありがとうございます。 私たちは、フリーライターAさんが仕事上で受けたハラスメントや不利益に対して起こした損害賠償請求訴訟を支援する活動をしています。 この10月に、記録と広報のためにこのnoteを開設しました。 しかしせっかく始めたばかりなのですが、私たちはブログを移行することにしました。 きっかけは、やはりフリーライターである小川たまかさんの記事でした。 この記事に引用されている記事まで読み、問題意識を共有した私たちは、最終的に被害当事者であるAさんの意

    • 〈訂正〉

      11月6日の集会は盛況のうちに無事終了いたしました。ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。 詳しい報告記事は追ってアップいたしますが、当日配布した資料に訂正があります。 ⚫︎提訴の日付 資料の「事実経過」の表中では7月14日となっていますが、正しくは7月13日です。 ⚫︎会の略称 資料や事前配布したチラシなどには「Aさん支援する会」となっていますが、正しくは「Aさんを支援する会」です。 以上、お詫びして訂正いたします。 (事務局)

      • Aさんの裁判をより理解していただくための資料紹介【メディア掲載】

        ●週刊金曜日(2020年9月25日)西村仁美さんフリーライターがエステ会社と経営者をセクハラと報酬不払いで提訴 「簡単にどんな事件か知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。事件の内容と記者会見でのAさんの発言をまとめてくださいました。 ●ヤフーニュース(2020年9月9日)小川たまかさん叱責した後「ハグしてあげる」フリーライター女性が契約先をセクハラと報酬未払いで提訴 「もっと詳細に事件について知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。被告の主張や言動

        • セクハラ被害者の私が「自分に非はない」と思う理由

          性暴力の被害者が、自分自身を責めることはよくあります。 私も自分を責めました。 「なんで早く逃げなかったんだろう」 「もっと早く誰かに相談していたら」 「自分が人として未熟だからこんなことになった」 この先もずっと後悔すると思うし、思い出すと落ち込むと思います。 でも、自分が”悪い”とは思いません。自分に“非がある”とは思いません。私が未熟であるからといって、それがハラスメントを受けていい理由にはならないからです。 人として未熟であったとしても、誰もその人の人権を侵害

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        • フリーライターAさんの裁判を支援する会について
          1本

        記事

          原告Aさんからのメッセージ〜性被害者が提訴するということ〜

          裁判をすると決め、訴状を作るために「性被害を受けたときの相手と自分の一挙一動」や「自分を怒鳴りつけたときの相手の言葉」などの“消えてほしい記憶”を掘り起こすことは、自ら進んで自分の首を絞めるような作業でした。 思い出すのが嫌で裁判から逃げたいと思うときもありますが、それでも裁判をするのは「自分が裁判をしないことで、新たなターゲットを見つけられて次の被害者が出るかもしれない」という恐れがあるからです。私は被害者になってしまいましたが、これ以上被害者は生まれてほしくないです。

          原告Aさんからのメッセージ〜性被害者が提訴するということ〜

          Aさんの背後には多くのAさんがいる。

          「フリーライターAさんの裁判を支援する会」が立ち上がったとき、私自身が若い頃に体験したセクハラ事件を思い出した。事件というほどではないが、セクハラはセクハラである。 それは私が編プロで働いていたときのこと。その編プロの後ろ盾になっていたのが某有名大学の名誉教授で、時々、接待のようなことをやっていた。私は入社したてで、どういう人物かもよく知らず、当時、70代と思われる教授の隣に座らされた。 すると、知らぬ間に教授の手が私の太ももを触っていたのである。「え、なに!?」とは思っ

          Aさんの背後には多くのAさんがいる。

          Aさんの裁判を傍聴して

           去る10月28日、東京地裁にてAさんの裁判が開かれました。2回目の法廷(口頭弁論)です。裁判官は1回目はおひとりだったのですが、今回からは3名による合議制に変わりました。この訴訟が多くの注目を集めていることを裁判所側が意識したことによるようです。それに伴って法廷もより広い部屋になったのですが、それでも入りきれないくらいの多くのAさんの支援者が傍聴にかけつけてくれました。  前回は被告側は文書を出しただけで誰も現れなかったのですが、今回は代理人(弁護士)がひとり出席しました

          「MeToo」「WithYou」の思いと言葉と行動で

           Aさんが出版ネッツに相談に来たのは昨年10月末。最初は労働局に相談に行ったが、労働局で相談を受けるのは雇用労働者のみ。たまたま相談担当者が出版ネッツのことを知っていて紹介してくれたという。よくぞつながってくれたと思う。相談するという行為は、非常に勇気とエネルギーのいる行為だ。セクハラのようなプライバシーにも関わる問題はなおさらのこと。勇気を出して相談に来てくれたAさんに応え、解決までともに歩もうと心に決めた。  出版ネッツのトラブル対策チームでは、当初、団体交渉で解決を図

          「MeToo」「WithYou」の思いと言葉と行動で

          第2回口頭弁論が行われました

          10月28日(水)東京地裁にてAさんの裁判の第2回口頭弁論が行われ、28名の方が傍聴に駆けつけてくださいました。ありがとうございます。 被告側から訴状に対する「認否」の書面が提出され、内容の一部はみとめたものの、「セクハラ・パワハラはなかった」と否定しています。 セクシャルハラスメントは客観的な証拠というのが残りにくいものですが、私たちはAさんのことばを信じ、裁判を通して事実を立証していきます。 詳しくは追って掲載予定です。引き続き、ご注目・ご支援ください。 (事務局)

          Aさんのことばを信じます

          「女はいくらでも嘘をつける」と言い放つ国会議員、人生相談の記事で相談者を「嘘、大げさ」と決めつけるような回答者など、性暴力や性被害を受けたという人のことばを真っ向から全否定する人が、います。 性暴力は、第三者のいないところで起こることが多い。客観的な証拠はないかもしれない。そもそも、自分が悪いのかもとか、こんなことくらいで騒いだらおかしいのかなとか、思わされてしまうのが性暴力だったりする。 だから、自分はなんらかの被害を受けたってだれかに言うこと自体が、とてつもなく大きな

          10月28日(水)、第2回裁判です。

          10月28日(水)10時5分より、東京地裁708号法廷にて第2回口頭弁論(裁判)が開かれます。原告Aさんを励ますためにも裁判傍聴をお願いいたします。 ただし、三密対策のため法廷内には12人ほどしか入れないそうです。恐れ入りますが、法廷内に入れない場合があることをご了承いただけますと幸いです。裁判は書面のやり取りのみなので、10分くらいで終わる予定です。 裁判終了後、弁護士が裁判内容の説明を行います。第2回裁判では、被告側から訴状に対する「認否」が書かれた書面が提出される予

          10月28日(水)、第2回裁判です。

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          アカウントは、@withyou_netsです。 https://twitter.com/withyou_netsからフォロー、よろしくお願いします。 また、2020年11月6日に支援集会を行います。 私たちは、この裁判を通してセクハラや経済的嫌がらせのない社会を目指したいと思っています。 この活動にご賛同いただける方の参加をお待ちしております。 詳細は、こちらのチラシをクリックしてご覧ください。 日 程:2020.11.6(金)18:30~20:30 会 場:文京シビック