「作る側」に回った時。全ての見方が変化する。

自分が「消費」する立場であった時。
ただひたすら、好きなものを追いかけている
時間。
好きなのですから、全てが喜びに変わるわけです。

好きを大事にすることは、自分だけの個性であり、アイデンティティになることと同義です。
好きな食べ物から好きな本、一番感動した景色。
全部一致している人はいないですから(笑)

そんな、好みが多種多様である世界で、
「消費するだけじゃない!自分も何か作りたい!」
という感情が生まれたなら、それは奇跡に近い、喜ばしいことだと思うのです。
当然、ライバルも増えますが、そんなライバル同士が鼓舞しあって、創作の質が上がっていくのは素晴らしいことだと思います。

そんな言葉で表現したなら、とても「お綺麗なこと」なのですが、綺麗なことは創作でもどんな世界でも、理想形なのです。

しかし、作る側に回りたいと思う時、それは奇跡であることは間違いないのです。
だって、会社で働いてお金を稼いで、好きなものを買う方が絶対楽じゃないですか。作りたい!と思っていても、思うように成果が上がらなかったりすると、辞めたくなる。
これは、作る側に一度は足を踏み入れた方ならば、共感できる感情だと思います。
そう、作るとは、成果が出るか分からないけれど、自分の手で理想形に形を仕上げる行為。それは、試行錯誤の連続で、没になって世にも出ないアイディアの数の方が多いでしょう。

創作を辞めてしまう人が多い中、それでも自分の作品を書き(描き)続けたい!と思うなら。

それは、とてつもない才能
じゃないですか???

それだけ、続けるということがしんどいからです。

「そんな成果が出ないのにやるなんて、バカだね」
このような言葉が聞こえてきても、気にしない。
そんな言葉を言う人は、一度も「創作側」に回ったことがないのだと思っちゃいましょう。

そりゃあ、最初からバンバンヒットする作品なんて、作れないです。
インフルエンサーと言われてる人たちも、最初はみんな初心者です。
有名漫画家さんでも、初期の絵はこんな下手だったのか!と驚愕する作家さんもいます。それでも、みんな続けていくうちにスキルが洗練されて、上手になるんです。

自分の生み出すストーリーがつまらない。

じゃあ、面白いものをバンバン読みましょう!
没アイディアを100個も出しちゃいましょう!

だんだん慣れてきて、コツが分かってきます。

自分が面白いと思う感性も個性ですから、
面白いものを何故か?と自分の視点で解釈するだけでも、創作するものの面白さは変わってきます。
創作したものが、変化していくのです。

普段は聞き流してたけど、このおじさんの言葉のセンスいいな、発想が面白いな。どうしてこのお客さんはこんなことを言うのだろう?心理学用語でいうとどれに該当するだろう?
イオンモールにはなぜこんなにお客さんが入るのだろう?

どんなことでもいいので、疑問に思う。考える。
そのルーティンの繰り返し。

すると何が起こるか??
日常生活のすべてが自分の創作に影響を与えるんですね。
それも、楽しみながら!

周りの人には変な人と思われるかもしれません。それどころか、鋭い観察力だなと驚かれる かもしれません。

休日に、仕事関係の本を楽しそうに読んで勉強を欠かさない人。
こんな時にも仕事かよ!仕事人間だね!と思っても、
その人にとっては仕事に関連することを勉強することが、楽しいのです。
会社に言われて仕方なく資格取れと言われて勉強して嫌々している人は、楽しそうに勉強なんてしないです。
勉強すること自体が楽しい!のですから。

それと同じことが、創作でも表れる。

休みの日も仕事のことを考えてると思われても、
楽しいのですから。やめられない。

だから、創作の深みにはまればハマるほど、
世界の見方が変わる

そこに、他人の意見が入り込む余地は、
ないのです

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