見出し画像

読書脳「読書の効果とは何か?」

みなさんは、読書の効果とは何だと思いますか??

・知識が増える
・語彙力が増える
・説明力アップ
・話のネタになる?

上記で挙げた理由の中では、
知識が増える
という点に注目している人が多数派だと思います。

単純に、知りたいことがあって、調べよう!と思う時。
スマホで検索するけれど、もっと体系的に背景知識まで調べたい!という時に、本にあたる人。

読書には、知識を頭に入れるというはっきりとした目的がありますし、数多の読書家も「知識を獲得する」ことをメリットとして挙げますね。

その方が、説明しやすいし、読まない人もイメージしやすいので。


しかし、読書という行為は本当に「知識を獲得する」ことだけでしょうか??

本というのは、著者である書き手が必ず存在します。そして、それを編集する人も。

今は自費出版、電子書籍を出版するということが、個人にも開かれるようになりました。要するに、その気になればだれでも出版できる時代がすでに到来しているのです。
これは、SNSによって、全員発信者時代になるという以上の変化だと、個人的には思っています。

自分の思想、体験談などが本という形でも伝えられるということですから。

しかし、本というものには書き手が存在している以上、その人の思想や思い込みや思考の癖によっても、内容が変わるということも忘れてはなりません。

反対に、「ネットで検索すればなんでも情報が手に入る」時代だと言っても、ネットで得られるものは、「検索によって得られる情報の羅列」に過ぎないのです。

今回紹介する本は、そんな読書の定義を改めて考え直し、
読書とは何か?どういうものか?どういう行動に繋げられるのか?について書かれている「読書脳」という書籍です。樺沢先生の新刊です。

インプット大全アウトプット大全で知ってる!という方も多いのではないでしょうか?

本書で、樺沢先生は、「読んで忘れてしまう、活用することのない読書は無意味」と説いています。
年間300冊も読破する大変な読書家で、YouTubeでも発信していることから、活用=アウトプットを推奨している方です。アウトプットを推奨している方ですから、アウトプット大全、インプット大全と併せて読むのがおススメです。

なぜ、読書が良いのか?メリットは?忘れない読書術はどんなものか?
全て、本書で答えてくれています。

◆他の読書術に関するオススメ書籍はこちら◆

●東大読書(西岡壱成)
情報をただ受け取るだけでは、受け身の読書だ。東大生は皆、「能動的に本を読んでいる」と主張する著者。この本を読むと、能動的な読書は意外と、「読む前の準備」によって決まると言っても過言ではないことが分かります。


●東大生の本棚(西岡壱成)
東大読書では、「東大に合格するような人はこんな読み方をしている」ということを主眼に置かれています。しかし、それだけでは物足りない。
東大生は、どのような本に魅力を感じて、何を学んでいるのか?著者が在籍中にインタビューして、厳選した東大生オススメの書籍の便覧です。
なぜ、その本が選ばれているのか?という視点にも、「そういう考えがあったのか!」と驚かされました。

●知識を操る超読書術(メンタリストDaiGo)
一昔前は、テレビでパフォーマンスをしていた人。
そして、ニコニコ、YouTubeと活動を移し、今では独自のサブスク「D-Lab(Dラボ)」を配信中!
彼の動画を見たことがある人なら、彼の圧倒的な知識量、引用力に驚かされたはず。そんなDaigoが、説く読書術。気になりませんか…?

「記憶力」と「思考力」を高める読書の記述(木山泰嗣)
「弁護士さんだと、本もスラスラ読めるんでしょ」
その思い込みを、初っ端からくじかれます。
著者の木山さんは弁護士として著作も出版、活躍されていますが、実は司法試験に合格しても、本を読んでいなかったことから苦労されていたのです。
また、一念発起して読書に目覚めた後でも、弁護士として読む「資料」と「本を読む」ことは大いに違う、と書かれています。
読書脳と同様、「どうしたら読んだことを記憶に残せるか?」と、それプラス、「思考力」の鍛え方にも言及している本です。読書脳と併せて読むと、あなたの読書観が、何か変わるかもしれません。



サポートありがとうございます! いただきましたものは全て、読者様へ紹介する書籍へ使わせていただきます! これからも、読んでいただけますと嬉しいです。