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WiTHs設立10周年記念講演

WiTHs設立10周年記念講演が9月10日に行われました!
代表の荒木智子先生、10周年おめでとうございます!
一般社団法人SRHR Japan も共催で出席しました。


一般社団法人 SRHR Japan

理学療法士の永井先生のご講演で
「排便障害に対する理学療法」
がテーマ。

排便障害の患者さんは失便・便秘と多いので、
今回の解剖生理からの理学療法までの学習は多くのことを学べました。

まず正常な排便とは、
「適切な量の便を、適切な硬さかつ適切な回数で、適切な場所で、適切な時間に、快適に排便する」
とのこと。
これ、時間と場所が拘束されている人にとって
難しそう。。。

そして、高齢者女性は尿道と膣の位置関係がわからない方が半数以上で
排便後に後ろから前に拭くので膀胱炎になる方が多いとのこと。
性教育の中の解剖生理の正しい知識が十分行われてない弊害と思います。。。

便秘とお腹の痛みの関係については
便秘で腹壁やお腹の表面に広がるとのことで
便は出していくことが重要です。
(出してください!)
排便体位は和式トイレのうんこ座りが骨盤底筋がしっかり広がって
(十分使えることで)
排便しやすくなるとのこと。

後半の実技演習では、
理学療法士さんならではの技術をもって
様々な体位の確認を行なっていただきました。

妊娠中は、使う筋肉も体型も変わるので
出産後に元に戻すリハビリテーションは必要だと思います。

また、出産後のお母さんは赤ちゃんを抱っこするために腱鞘炎になったり
腰痛がでたりして、筋骨格系の体調の不具合があります。
今回の実技演習を通して
理学療法士さんに産後の体を見ていただけたら、
お母さんの体の健康に繋がると思いました。

「ママのための京町屋」に
スポットでもいいので是非、
理学療法士さんに来ていただきたいです。




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