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コンピテンシーとは行動である

コンピテンシーとは

コンピテンシーとは、一般的にハイパフォーマーに共通する”行動特性”を一般的に指します。定義が抽象的なので、それぞれイメージする意味は異なると思います。採用や人事評価に用いられることがあります。職務の適したコンピテンシーがあると採用や人事評価で有利になります。

図で見るコンピテンシー


コンピテンシーの概念図

①知識・態度・スキル

上図の下の部分を解説します。
知識は自己研鑽や学習で伸ばしていきます。不足すると”説明や体系立てたプレゼンができない”など仕事上のデメリットがあります。知識は読書やこういったビジネス記事のチェックなどをして深めていきましょう。
態度は心がけで最低限良くしましょう。”やれるはずなのにやらない・真剣に取り組まない”などは知識やスキルの持ち腐れになります。いわゆるやる気がある/ないって話です。
スキルは基本的に仕事上で身に付けます。不足すると”仕事にミスや無駄”が発生します。
これら3つは”普段は顕在化していません”
・いくら知識ややる気、スキルがあっても実践によってコンピテンシーを顕在化しないと宝の持ち腐れです。

②実践の壁を超えるには

与えられた仕事を誠実にこなす(態度)うちに、スキルが身についてきます。
そこで高度な仕事には知識が必要になります。
ここで”必要な自己研鑽が第一の壁”です。
仕事を社内で完結させず、職場や会社の問題を発見する俯瞰力、そして問題解決能力を身に付ける必要が出てきます。どんな会社でも経営層まで出世する人が本を読まない、自己研鑽しないっていうことはかなり少ないのではないでしょうか。
知識やスキルを深め、自信をつけると実践ができるようになってきます。
しかし、会社には権限があり平社員にはそれが多く与えられているわけではありません。よって”任される力”が必要になります。
これが”第二の壁”です。上司に任されるには態度(やる気)の他、知識やスキルが十分であることを認められなくてはなりません。スキルは普段の仕事、知識は社内プレゼンなどの機会や普段の会話での業務提案などで実力を見せて認めてもらえるように努力しましょう。
ここまでして、やっと権限を得るか、任せられることで実践が出来ます。
ここまで来ると、間違いなくハイパフォーマーでしょう。

次回予告

今回はコンピテンシーについて記事にしました。
ほぼ仕事ができる人の定義みたいな内容になりました(笑)
次回は意思決定についての記事を書きたいと思います。


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