【弁当レシピ】減塩弁当づくり、塩分1食2g目標!10ヵ月も続いてる🍱
昨年6月に突然 弁当づくりを始めた。
パート勤務になってゆとりができたことがきっかけだった。3日坊主で終わると思っていたけれど、なぜか10ヶ月も続いている。
自分のためにつくる弁当は自分がよければいい。品数や見栄えは気にせず気楽につくりたい。
でも、職場で弁当の蓋をあけるとき周りの目を気にしてしまう。
出勤前の朝の時間は貴重なので、弁当はシンプルなレシピで短時間勝負。休日や前日に材料を切っておいたり、途中まで調理してあると当日ちょっと嬉しい。
子どもの頃からの病気で、長いこと減塩とタンパク質の食事制限を続けてきた。もちろん弁当にも気を使う。
減塩弁当のメニューは改良しながら10種類くらいをローテーションしている。
減塩に興味のある方もいるかもしれないので、その内の2つを紹介してみたい。
生姜たっぷり豚の生姜焼き弁当
調味料を削ぎ落として、生姜、醤油、砂糖だけにしたミニマルなレシピ。生姜が多めでパンチあり。
調味料を最後にからめることで具材の表面に味がつき少ない塩分でもいける。豚肉は薄味なので味がつきやすい玉ねぎがポイント。
慣れない栄養計算をしてみた。数字的にも減塩、低タンパクになっている。いい数字だ!
薄切り肉は火が通るのが早いので、短時間で調理したい弁当には向いている。
黄色いドライカレー弁当
カレー粉にターメリックを加えて黄色くしてみた甘めのドライカレー。
スパイス効果で思いきって麺つゆの塩分だけに。
休日や前日に材料を炒めて味付けまでしておけば、当日朝にご飯と混ぜるだけだ。
栄養計算をしてみると、塩分2g、タンパク質20g以下になってる。付け合わせの、ゆで卵、カボチャは味をつけてないが、少し塩をふっても問題なさそうだ。
ひき肉は包丁いらず。必要な分だけ計量できるお手軽食材。焼売や肉団子、ハンバーグなど大活躍している。
ここで紹介したレシピは、低タンパクになっているので、タンパク質制限がない人は、豚肉やひき肉の量を増やしてもいい。
食事制限と弁当づくり
腎臓が悪くなると、腎臓を守るために減塩、低タンパクの食事制限が必要になる。
さらに透析になると、水分制限が加わり、リンやカリウムにも気をつけないといけない。
私の場合、1日に塩分6g、タンパク質60g。1食あたりにすると塩分2g、タンパク質20gだ。弁当はこれを目標につくっている。
低タンパクの食事だとカロリー不足になりやすい。カロリー不足になると、身(筋肉)が減り痩せてしまう。
身が痩せると、透析患者にとっては都合の悪いことが起こる。透析で除く水の量(割合)が増えてしまい、体への負担が大きくなる。これは予後にも影響してくる。
カロリーを補うため、弁当に加えて、おやつを食べる。塩分の少ないお菓子を選んで食後の楽しみにしている。
減塩生活はおおまかに!
透析を受けていると月2回血液検査をする。
食事制限は、基準値をオーバーしたり高くなってきたら、それらを多く含む食材を減らすのがやりやすい。
リンがオーバーしたら加工食品やタンパク質を減らし、カリウムが高くなったら果物や生野菜を減らすといった具合だ。
弁当づくりを休みたいときは、パンを買ったり、おにぎりとカップ麺にすることもある。
塩味のパンと甘いパンを組み合わせると、減塩とカロリー摂取をしやすい。
カップ麺は塩分が多いのでスープは飲まない。カップ焼きそばなら付属のソースを半分にしている。
食事制限は大切だが、毎日細かいことを気にしていると心が疲れてくる。だいたいの分量を把握しておおまかに考えてもいいと思う。
そうしないと減塩生活は続かないだろう。
最近、いつの間にか妻の分の弁当もつくるようになってしまった。普段の食事制限のある食事づくりや、同じものを食べ減塩生活に付き合ってくれる妻には感謝している。
お読みいただきありがとうございました🍀
透析になると、水分制限が加わり、リンやカリウムにも気をつける必要がある。1日に塩分6g、タンパク質60gとかなり厳しい。透析になる前はタンパク質40gだった。1食あたりにすると、塩分2g、タンパク質20gになる。
血圧高めなど減塩に興味ある人もいると思い、低タンパクの食事だとカロリー不足になりやすい。
筋肉が痩せると都合が悪い。
弁当におやつをつけて、糖分や油でカロリーを補う。
おやつの写真
果汁グミ鉄ウエハース 透析を始めて半年後くらいに貧血に。気休めかも自己流弁当なので参考にならないかもしれないけれど、減塩生活に興味ある人は参考にして欲しい。
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