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天までの塔を建てる

こんにちは、Yu+です。

みなさんは、自分の意見をしっかりと言えていますか?

私は場の雰囲気に合わせなかなか自分の意見を言えない・・・
なんてことが多いです。

仕事では、年度初めに会議がたくさんあります。

仕事でも、提案を聞きそのまま賛成するばかり。
意見することもしていません・・・。


今回は、「バベルの塔」という話を紹介します。

昔々、地球上にいる人はみんな同じ言語を話すひとつの民族でした。

人々は神が作った石の代わりにレンガを、漆喰の代わりにアスファルトを作る技術を習得しました。

多くの技術を手に入れ、人々はどんどん傲慢になっていきました。

そして、自分たちの力を示すため
「天に届くほどの高い塔を作ろう。」
と考えました。

高い高い塔が完成し、人々は喜んでいました。
神のレベルに到達したと感じました。

しかし、神は大激怒。塔をすぐに破壊しました。

神はすべての人が同じ言語を話す同じ民族だからだと考えました。

そして、ひとつだった言語をバラバラにしました。
人々は、意思疎通ができず、お互いを考えを理解できなくなりました。
すると、地球上で民族が散り散りになってしまいました。


言語はコミュニケーションを円滑にします。
人々の団結には必要不可欠なものです。

神が激怒したのは、対等になろうとしたことではありません。
同じ意見ばかりで考えもせず、全員が安易に賛同したことです。
悪いことをしても、みんなが賛同してしまえば、
悪いこだとも気付くことができません。

神は、同じ言語を使って同じように考えると
「なぜ?」という疑問も起こりにくくなり、思考停止が始まっていく
と考えました。
そして、様々な考えを取り入れるよう、言語をバラバラにしたのです。

同じ目標を持つことは大切です。
より良くするには、「なぜ?」と考えて意見してくれる人が必要です。
「なぜ?」と立ち止まることで、悪いことにも気づくことができます。


この話を読んで、

人の考えに合わせることだけでなく、
さらに良くしていくために、自分の意見をもち、行動しようと思いました。

みなさんもぜひ、「なぜ?」と考え、自分の意見を話してみてください。
きっと、さらによいものが生まれてくるはずです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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