賞味期限の迫った非常食を食べてみた②
こんにちは。
賞味期限が切れそうな非常食を食べてみています。
次に買い直す非常食を選ぶために、美味しさ、食べやすさなどを検証中で、今日はその第二弾の記事です。
この3月、4月くらいで期限が来る方も多いのではないでしょうか。
期限切れ以外でも、家族構成の変化や、お子様の成長などで、備えたい非常食もその時々で変わってくると思います。
非常食を見直しされる方の参考になれたらと思い、完全に個人的な感想にはなりますが、レビューさせて頂きます。
前回の記事はこちらです↓
前回はドライカレーを食べて中々の美味しさで、私的にかなり高評価でした。
今日はおにぎりを3種食べてみます。
わかめと鮭と五目おこわです。
乾燥したお米が入っていて、お湯又は水を入れて出来上がるようです。
せっかくなので、水とお湯両方で作ってみます。
まずは鮭をお水で作ります。
袋を開けたら、乾燥剤を取り出します。
埋もれていたので、箸で捜索しました。
そして表面についているシールを剥がすと、水位の線が現れます。
その線まで水を注ぎます。
チャックを閉め、20回ほど上下に振ります。
そして60分放置です。
次に、わかめ・五目おこわをお湯で作ってみます。
基本のやり方は鮭の時と一緒。
しかし、お湯なので注ぐ時ヤケドに注意です。
袋にマチはあり自立しますがやや不安定です。袋をおさえながら、ケトルからお湯を注ぎました。
前回のドライカレーのときには、袋がしっかり自立してくれて、注ぎ口も広かったのでそこまで危機感はなかったですが、このおにぎりタイプは注ぎ口も狭いので結構スリリングです。
おこわの方は、一度軽量カップに移してから注ぎました。その方が注ぎやすくて安心でした。
無事注ぎ終わり、15分待ちます。
いざ、実食!
15分後、まずわかめを開けてみます。
切り口が工夫されていて、横、斜め、斜めに3回切ると三角形に切れるようになっています。ちゃんと切れやすいように加工されており、ハサミなどは必要ありません。
特に握ったりしていませんが、おにぎり型になって出来上がりました。
食べてみると、結構柔らかめのおにぎりです。
軟飯という感じで、芯は残っておらず食べやすくはあります。
味付けはシンプルなわかめごはんで、美味しいです。しょっぱくもなく薄くもなく、万人受けすると思います。
次は五目おこわです。
私のミスでちょっとお湯が少なかったようで、上の方が固いまま出来上がってしまいました。
味は、私的にかなり好みです。ほんのり甘くて美味しかったです。
お米の硬さも丁度よく、もちもちでちゃんとおこわでした。
一旦ケトルから軽量カップに移したことにより、お湯の温度が少し低かったのが功を奏したかもしれません。
さあ次は水で作った鮭ですが、60分経ってもちょっと水っぽく見えたので、90分放置しました。
(冬の室内、室温20℃くらいで検証しています。)
そろそろいけるかなと開けてみると、やや水分が残っていました。三角形に開封したら、おにぎりの形を保てず崩れてしまいました。
ちゃんとごはんにはなっています。お湯で作った時よりも、芯は残りやや水っぽい感じ。
鮭のフレークが入っており、味付けはこちらも濃すぎず薄すぎず、みんなが安心できる味だと思います。
水のほうは、美味しいとは言えないけど無理なく食べられる、というのが正直な感想でした。
ですが、水だけでもここまでのものが食べられるというのは凄いことです。
メーカーさんの努力の賜物だと思います。
ただ、今回の検証では、水の場合にはスプーンが必要と感じましたので、使い捨てスプーンを一緒に入れておくとより安心かなと思いました。
感想
手持ちでの食べやすさには、少し疑問が残りました。どうせスプーンを使うなら、おにぎりタイプじゃなくても良いような気がしてしまいました。
ただ、一包が42g(できあがり109g)なので、量や重さの点でメリットはありそうです。
食が細くてこのくらいで十分な方とか、朝ごはん用に備えておくとか。
あとコンパクトなので持ち運びにも向いていますね。
最低限のお米を備えておきたい場合などにもいいかもしれません。
●一包の量が少なくていい人
●お湯は確保でき、手持ちで食べたい人
●軽さとコンパクトさ重視で、最低限のお米を防災バッグへ入れておきたい人
におすすめできるかと思いました。
全体的に概ね満足でしたが、ドライカレーが美味しかったので期待値が上がりすぎてしまいました。
五目おこわは好みの味だったので、おにぎりじゃないタイプで次回買いたいなと思いました。
以上です。
個人的な感想と見解にお付き合い頂きありがとうございました。
参考になりましたら嬉しいです。
実際には使わないことが一番の非常食ですが、どういうものか分かっておくことが結構大事だなと思いました。
作り方も分かりましたし、美味しいと分かったものを備えておくという安心感があります。
また他のものも食べてみたらレビューしたいと思いますので、よかったらまた覗きにきてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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