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いつまでも落ち込んでいるのは過去の自分のせい?

・過去の出来事を思い出すからマイナイス感情を引きずる
・マイナス感情を引きずると、病気になることもある
・「過去は変えられない」と理解することが大切

マイナス感情を引きずってしまう人

人は誰でもマイナス感情を持つ事があります。

ただし、マイナス感情を抱える時間的長さには個人差があります。

たとえば、上司にこっぴどく叱られたとき、
一瞬落ちこむものの、「くよくよしていても仕方がない」と割り切る人がいる一方で、いつまでも落ち込んだ気持ちを引きずり、なかなか元に戻らない人がいます。

精神科医の森田正馬は、人間の感情はほおっておけば弓なりの曲線を描くように低減していき、やがて消えるという感情の法則を唱えました。

要するに、怒りの感情も悲しみの感情も時間がたてば収まるということ。

ところが、マイナス感情を引きずる人は、何かにつけて過去の出来事を思い出します。ふとした瞬間に小言を言う上司のことを思い出し、また落ち込むといった具合です。

長期間にわたってマイナス感情を引きずると、免疫機能も低下しますし、
うつ病になったり体調を崩したりすることにもなりかねません。

やはり、感情を引きずらずに上手に整理する力はご機嫌に生きていくために必須なのです。

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