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4ヶ月経って感じたギャップ

今回は、この大学に入る前の印象と、
一学期(9月~12月)終わってみてどうだったかの
ギャップをまとめてみました。

ギャップというか
良い意味でのカルチャーショックです。

自分の中で整理するためにも
残してみます。良かったら見ていってください☺︎



1. 社会人が多い

クラスの半分くらいは、
一度大学を卒業して、就職した経験がある方です。
20代後半の方が多いですが、
30代・40代の方もいて、
キャリアを変えたりもう一回学ぶことが
当たり前の国なんだなぁと実感しました。

デザイン関係の仕事をしていた方もいますが、
全く違う分野から来た方も多いみたいです。

国も年齢も本当にバラバラで、
毎日刺激をもらっています。


2. 先生と生徒のフラットな関係

大学にもよるかもしれませんが、
フィンランド自体、日本と比べて
平等性が重視されています。

先生を下の名前で呼ぶ

「教授」は使ったことがないです。
たまに躊躇するときもありますが、
先生も最初から下の名前で呼んで、と言っていて、
クラスメートも普通に呼ぶので慣れてきました。

メールの挨拶は基本要らない

日本人の癖で長ったらしく書きそうになります(笑)
最初の挨拶も要件までの説明も、
最小限に、簡潔に伝えるのがマナーみたいです。
慣れるとちょっとずつ
楽だと感じるようになりました。

「先生が100%正しい」という考えがない

ある授業では、一つのトピックが終わるごとに、
先生が「何か付け加えたいこととか、
訂正したいことはある?」と聞きます。
社会人の方、とくにその分野で
仕事をしていた経験のある方や、
知識をもっている方は
付け加えたり訂正したりすることがあります。

私にとっては、
「先生はいつも正しい」という
イメージが無意識にあって、
生徒が言葉を挟むと
嫌に思われるんじゃないかと思っていました。

でも先生の立場はここでは
良い意味で高くなくて、
常に生徒の意見を尊重して、
万が一先生が間違っていても、
嫌な顔一つせずに訂正してくれます。

フィンランド人の先生によると、
フィンランドでは効率的に働くことが
重視されているため、
「平等=効率的」の考えがあるみたいです。


3.授業が長い

長いときは本当に
6・7時間あります。
(もちろん休憩とランチは挟みます)

基本1授業につき3時間で、
それでも長いのですが、
グラフィックデザインや、
photohopやillustratorを使うソフトウェアの授業は
5時間を超えます。

今はオンライン授業のため、
自分の部屋で長時間集中するのは
なかなか難しいときも。。

フィンランドの大学が一概に
そんな長いわけでは無いと思うのですが
デザイン学科あるある?
海外でデザイン勉強している方がいたら
是非教えてください。


4.グループワークの量

海外の大学に行く以上、
多いだろうと思っていました。
グループプレゼンが好きな私は
むしろ楽しみだったのですが、
締め切りが被ると
とにかく辛いです。。

多いときは3つプレゼン準備を掛け持ちして、
発表が終わってもすぐにまた
違う授業でグループワークが始まってました。

今思うと一つ一つ刺激的で
勉強になる部分も多くあったのですが、
毎回グループチャットを作るのが
少しストレスで。

日本は時差もあるので、
(生徒のほとんどが既にフィンランド住みか
ヨーロッパ圏内にいます)
こっちの夜に通知がバンバンきて、
朝起きたら何十件もたまってたり。笑

幸い、グループのメンバーは毎回真面目な人が多く、
期限内に課題を提出できて、
一学期を無事に終えられることが
出来ました。


来週から二学期目が始まります。

この一学期目は、
慣れないことが多く、
周りのクラスメートが
自分よりも遥かに大人に見えて、
未熟さを痛感しました。

それが原因で
自分に自信を無くしたり、
気付くと周りと自分を比べることが
多くなっていました。

でも終わってみると、
全部必要な経験だったと思います。
出来ないこと、足りないことを
ちゃんと自覚して、向き合って、
改善できるように行動する
のが重要なんだと思いました。

それと、休みの日の大切さも実感しました。

一日中一緒にいるパソコンと
グループの通知が止まらないスマホを置いて、
外の空気を吸いに行く時間が
大切なんだなぁと感じました。
日本にいる今のうちに、
太陽の光もしっかり浴びておこうと思います(笑)

長くなりましたが、
こんな感じで4か月過ごしていました。

今年はもっとスピードを上げて
投稿していけたらなと思っています。

ここまで読んでいただき
ありがとうございました!

わか

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