諜報業界用語: 「SEES分析」 <ー ビジネス、受験など、あらゆることに応用が可能です

今回は「SEES分析」について見て行きましょう。

「SEES分析(Search, Evaluate, Extract, and Synthesize and/or Situational awareness, Explanation, Estimates, Strategic notice )」: 情報分析官が使用する一連の手法のことです。SEES分析は、状況認識、事実説明、状況予測、戦略的警告の4つの段階から構成されます。 この手法は、情報収集から判断までのプロセスを体系的に行うことができ、適切な信頼性を確立するための手法としても役立ちます。

Diamond Onlineさんの説明では、というかイギリスの“スパイの親玉”だったデビッド・オマンドさんの教えです:↓

●【第1段階】状況認識(Situational awareness)
 何が起こっているのか、何に直面しているのか
    * SEES分析の第1段階「状況認識」は、実際に何が起こっているのかをできるだけ正確に知ることだ。

●【第2段階】事実説明(Explanation)
 いま目にしているものをなぜ見ているのかという関係者の動機
    * SEES分析の第2段階は、実際に何が起こっているのかを「事実説明」することだ。

●【第3段階】状況予測(Estimates)
 事態が異なる状況のもとでどう進展するか
   *SEES分析の第3段階として、時間の経過による変化を「状況予測」するのだ。

●【第4段階】戦略的警告(Strategic notice)
 何がいずれ問題になりそうか
   * 第4段階は、何が、なぜ起こったのか、次に何が起こりそうかを知るために、仕事のストレスでいら立っているときや、スポーツのチームが負けそうなときまで、どんな状況にも適用することができる。また、情報を得て、どんな行動をするのが最も良いかを決めるときにも使える。

どんな状況でも、だれでも使えそうですね。

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