諜報業界用語: 「エシュロン」 <ー ゴルゴ13の中にも出てきます

今回は「エシュロン」について説明します。

「エシュロン」システムは、ゴルゴ13 第144巻-「神の耳・エシュロン」で出てきていたと思います。 この話に日本人女性が「反エシュロン」で登場していたと思います。もし興味がある方は、通常漫画喫茶にはゴルゴ13の全巻が置いてありますので、立ち寄った際に見てみては?

それはともかく...

「エシュロン(Echelon)」: アメリカ合衆国を中心に構築された軍事目的の通信傍受システムです。同国の国家安全保障局 (NSA) 主体で運営されていると欧州連合などが指摘し、エドワード・スノーデンの告発により、PRISMで有線データ通信さえも盗聴されていることが明らかになった一方、アメリカ合衆国連邦政府が認めたことはない。

エシュロンの正式名称は不明ですが、その存在は1970年代から指摘されてきました。1999年には、オーストラリアのジャーナリスト、ニック・デービスが、エシュロンの存在を示す文書を公開しました。この文書には、エシュロンが電話、ファックス、電子メールなどの通信を傍受し、その情報をNSAが収集していることが書かれていました。

エシュロンは、テロ対策や軍事目的で使用されていると言われています。しかし、プライバシー侵害や人権侵害の問題も指摘されています。エシュロンは、世界中の人々の通信を傍受する巨大なシステムであり、その影響は計り知れません。

2013年、元NSA職員のエドワード・スノーデンは、NSAがエシュロンを使用して、世界中の人々の通信を傍受していることを告発しました。スノーデンの告発により、エシュロンの存在が世界中に知られることになりました。

つまるところ「ファイブアイズ」でご紹介した丸っこいアンテナとはこのことです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?