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スキルではなく人間力が市場価値を決める

こんばんは。
りんです。

先日、友人と食事に行った際、こんな質問をされました。
「この先のことを考えてどんなスキルを身につけたらいいと思う?どんな言語を触ればいいと思う?」

私がフリーランスSEしているので、聞いてくれたのだと思います。
結論からお伝えすると、スキルよりも人間力を磨くべきです!


人間力はどこに行っても通用するもの

「フリーランスSEが何を言ってるんだ」と思われるかもしれませんが、私自身の実体験から断言できることです。
とはいえ、人間力とは抽象的すぎてわかりづらいかと思います。

私は、人間力は大きく分けると以下の2つで構成されたものだと考えています。
・コミュニケーション能力
・リーダーシップ

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力はイメージがしやすいと思いますが、これはただ話が上手いことだけを意味しません。
寧ろどこまでも相手の話を聞いて理解に努めることや、誰とでも仲良くなること、頼まれたことに対し行動に着地することを包括しています。

・パターンA
母親「ご飯だからおもちゃを片付けなさい。」
子供「はーい。」→まだ遊ぶ。
・パターンB
母親「ご飯だからおもちゃを片付けなさい。」
子供「はーい。」→おもちゃを片付けて食卓に来る。

パターンAとBを見ていただければわかりますが、ただ会話しているだけか、実際に行動しているのかの違いがあります。
行動に着地している方がコミュニケーション能力なのです。

リーダーシップ

リーダーシップは読んで字の如くです笑
私が考えるリーダーシップは、以下の2つです。
・トップとして背中で明かしながらどんどん前でチームを引っ張るタイプ
・全体が上手く機能するようにように、下で支えるサーヴァントリーダータイプ

※もしかすると、他にもリーダー像があるかもしれません。

個人的には後者のタイプが好きで、仕事でもそうあることが多いですが、仕事のセットアップや必要な時jは前者の役割もこなします。
共通することは、全体をまとめたり、物事を前進させる力に長けていたりすることです。

これらの人間力(「魅力」とも言い換えられます)が備わっていることが仕事をする上でとても大切です。

スキルよりも人間力が90%を占める

私はSEですが、スキルそのものが特別高いわけではありません。
それよりも、上述した人間力を武器に、どの職場でも、どの仕事でも、どんな人とも仕事を前進させることに注力してきたからこそ、うまくやってこられたと自負しています。

もちろん、スキルがダメなわけではありません。
ないに越したことはありませんし、所謂IT関連、法律関連、会計・財務関連、語学関連のスキルはどのようなビジネスにおいても欠かせません。

が、必ずしも自分がそれ等のスキルを有している必要はありません。
大切なことは、その分野が得意な人達が最大限能力を発揮し合えるような土壌づくり、橋渡しをし、あるいは前進させる側の仕事ができることです。

「このビジネスをすれば成功する」「このスキルを身につければ人生が良くなる」といった本を私は読んだことがありません。
ビジネス書や自己啓発本で共通していることは、考え方を変えること、失敗を含めた経験を積むこと、利他の心を磨くこと等、人間的な成長の大切さに触れています。

つまり、何をするか、何を扱うかよりも、誰が扱うかの方が大切なのです。

ここまで偉そうに書きましたが、私が人間的に優れているか、魅力的かと聞かれればまだまだ未熟だと思っています。
だからこそ現在進行形で人間力を磨き続けています。

そして人間力は教科書を開いて勉強するのではなく、たくさんの人と出会い、多くの考え方に触れ、多くの経験をすることで少しずつ身についていくものです。
若い内は特に、社外の人と会ったり、新たな体験をしたりして、視野を広げ、視座を高くすることが重要です。

私は社外で出会った人に「ダイヤモンドがダイヤモンドでしか磨けないように、人は人でしか磨けないよ。」と教えていただきました。
大学時代や社会に出てすぐに挫折を味わった自分は、人間的な魅力を魅力を身に付けたい一心で、その言葉を信じて行動し続けてきました。

もちろん100人中100人全員が自分の人間力で一緒に仕事ができるわけではありません。
必ず自分を嫌う人も一定数は現れるでしょう。

有名人ほど人気な分、アンチの人数が一定数いることと同じです。
それでも、より多くの人と出会い、一緒に仕事をして「成長した!収入が上がった!人間関係が良くなった!」と言われるようにこれからも精進していきます。

今日はここまで。
ありがとうございました。

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