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自分はこうありたい、こう思うからこうすると意思表示する

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

日本経済新聞に三浦知良選手のコラムが掲載されており、その中の1つを紹介します。

今回の内容は、『ブレない自分』にリンクする内容になっており、特に特に共感しました。

過去にグループ会社のゼミに登壇させていただいた時、『ブレない自分』というキーワードを基点にした講義をしたのですが、その根底には、「これから生きていく上ではブレない自分が大切になってくる」という僕の考えがありました。

『ブレない自分』という言葉の定義も「これが正解」とは言いきれない!
大切なのは『自分の意見』を持つこと!
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『ブレない自分』
➥言い換えると『一貫性を持ってる自分』
➥要は『言ってることとやってることがズレてない』ということ
➥もっと端的に言うと『誠実である』こと。

『ブレない自分』になると・・・周囲からどんどん信頼されていく。いろいろな仕事を掴み取るチャンスと出会える。チャレンジングな仕事をやりながらも『ブレない自分』を発揮し続けると、協力者がどんどん増えていきます。
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【注意点】
協力者が周りに増えていくってのは、自分の成長の為には絶対的に必要なこと。自分の視座が上がっていけば、優秀なビジネスパーソンがどんどん寄ってくるでしょう。
※「優秀なビジネスパーソン」:『ブレない自分を持って意見を言える人』を指します(主観)。自分の意見をバンバン言える人が周りに増えてきた時・・・これが『ブレない自分』が試される時です。

本当の意味で『ブレない自分』を持ってる人はどんな人が周りにいようが意見を言えるでしょう。『ブレない自分』もどきは長いものに巻かれようとするでしょう。
➥後者の人は、ただ単に役職(立場の強さ)を振りかざして仕事をしている可能性が高いです。

立場が高いからといって、必ず『ブレない自分』を持っているわけではないので、上記の視点で上司の働き方を見てみると良いかもしれません。

リーダーだからブレない、マネージャーだからブレない、監督だからブレない、代表だからブレない、・・・、そんなことはないです。

そして、役職者であるかどうかに関わらず、どんな立場の人でも個人で『ブレない自分』を持っていることが、自分の人生を切り拓く上で求められることなんだと思います。

三浦知良選手は、日本経済新聞のコラムでこのように書かれていました。

「自分を疑っている人間の方が運転は上達します」と講師の人はいった。
事故など無縁、大丈夫だよとうぬぼれる人ほど危ういという。
苦しいのと楽な選択肢があってどちらも成果が同じであれば、楽な方へ走りたくなるのが人。
何事も自分に対する厳しい目を持っていた方がいい。
一方で、自信をもって事にあたるには「その気になる」ことも必要だ。

不安に駆られる監督は、あれも伝えておこう、これもやっておかねばと、試合前にやたらと詰め込んでしまう。
不安を払拭できた状態にある監督は、じたばたしない。
試合後に「きょうの俺、どうだった?」と周りに確認したがるうちは、いい選手にはなれてもトップには立てないとも聞く。
評価を他人に求めるだけでなく、自分はこうありたい、こう思うからこうすると意思表示できてこそ一流なのだと。

『ブレない自分』っていうのは、完成形がないものだと思っています。

自身が成長していけば、またはライフステージやライフロールが変化していけば、『ブレない自分』の定義すらも変わっていくかもしれないし、その時の自分が目指す『なりたい・ありたい姿』は変化していくからです。

目的意識を常に持ち、その目的が他者視点ではなくて自分視点になっていることも大切です。

「あの人からこう評価されないといけないから」とか「あの人がこうやれと言っているから」という動機で動いている限りは、周りからの信頼を集めることはできません。

『不安を払拭して自信を持っている状態』にどう自分を持っていくかというのが大切になってきます。

自分で何も行動を起こさなければ、不安はそのまま居座るでしょう。

そういう人は、誰かが何かをしてくれるんじゃないかと思っているんですよね。

だけど、そんな都合良くいきません。

不安というのは、自分の心が決める主観的なものなので。

ただし、「これをしたら不安がなくなる」という答えを最初から兼ね備えている人はいないと思うので、いろんな人の助言をもらいながら、「何をしたら自分は不安を払拭できるのか?」という問いを立てて仮説を立てながら進んでいくしかないと思うんです。

誰かからの評価で自分を認めてあげるんじゃなくて、自分の理想に対して向かっている自分を自分で認められるようになろう。

ただし、自己基準が甘々だと意味がありません。

ある程度厳しい目で、自分を自己評価していきましょう。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


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