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人間は自分が考えているような人間になる(思考は現実化する)

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

大学・大学院時代、自分がやるべきことに集中するために自己啓発を同時に学んでいました。

学んでいたと言っても、本を読みまくるという単純な取り組みをやっていただけです。

その時に読み込んでいたのが、ナポレオン・ヒルの名著『思考は現実化する』でした(大学入学時に一人暮らしを始めましたが、そのタイミングで父親にもらった本です)。

この本からのインプットがあったからこそ、自分がやるべきことに集中できたんだと思います。

当時「ここが大事」と思って残していたメモがあるので、このnoteに残します。

タイトルの「人間は自分が考えているような人間になる」という言葉は、「自分が何に向かって今を過ごしているのか?」ということを常に意識させてくれました。

今の自分は過去の自分の積み重ねでしかないし、未来の自分は今の自分の積み重ねでしかない。

どんな未来を描いて、どんな歩み方をするのかは、自分で決めるものなんです。

自己啓発というのは、何かのキッカケがあって「自分を変えなきゃ」と思うからこそ主体的に取り組めることだと思います。

以下の内容を読んで気づきが生まれたとしたら、何かしらの変化を起こしてみてください。

ナポレオン・ヒル(Napoleon Hill)
1883/10/26~1970/11/08

アメリカ合衆国の著作家。
哲学の祖とも言われている。

思考は現実化する
THE THINK AND GROW RICH

メモを残した日付も書いてますが、これは大学院1年生〜大学院2年生の期間で残したものです。

この本を再読し始めたのは、就活に突入しながらも研究で成果を出すべく、時間の使い方について試行錯誤してるタイミングでした。

この本を読んで、自分の中にある軸を改めて明確にでき、ブレない姿勢で日々を過ごせた気がします。

就活というのは周りに流されてしまう可能性が高い期間なので、自分自身を律することができたのは、非常に良かったです。

以下、読書メモです。
※今読んでも大事なことばかり。

2011/10/29
・考える習慣を身につける。
・どんな逆境の中にも,それと同等かそれ以上の,より永続的な種子(たね)が含まれているのである。
・はっきりとした願望や目標を持つこと,そしてこの価値のある願望や目標を達成するために燃えるような意欲を育むこと。これこそが成功への出発点である。

2011/10/30
・逆境の中には,それがひどいものであればあるほど,その中に逆境のひどさに見合った,強力な幸せの種が隠れているのです。不幸を幸運に変える,つまり,逆境であればあるほど,貴重な体験を重ねることができるのです。
・求め,信じれば,手に入れることができる。

2011/11/03
1.「明確な目標を持つこと」:その場その場の小さな目標ではなく,将来達成すべき,大きくて,かつ明確な目標。
2.「プラスアルファの努力」
3.「調和の精神」:様々な感情を「完全に調和」させ「明確な目標」に到達するため,障害を取り除いていくこと。「完全な調和」が存在すれば,「明確な目標」に向かって進んでいる時に生じる迷いも,目標の達成に向けて大きな力になる
4.「信念の現実化」:「信念」とは,机上の空論ではなく「現実的な」もの。
5.「自己規律」
6.「自然の法則」
・人間は,自分自身の習慣や環境を作り出すことができる。人間は,自分で自分の運命を決定することができる。将来を自分で築き上げる脳力(考える力),目標を自分で選ぶ脳力が人間にはある。
・人間は自分が考えているような人間になる。
・大きな問題に直面した時は,その問題を一度に解決しようとはせず,問題を細分化し,その一つを解決しようとする。

2011/11/06
・誰でもその人に器量があれば,本当に用意ができているのなら,最良のものが向こうからやってくる。
・成功の定義:成功とは,他人の権利を尊重し,社会正義に反することなく,自らの価値と認めた目標(願望)を,黄金律(自分がして欲しいと思うことは,何よりもまず他人にそうしてあげることだ)に従って一つひとつ実現していく過程である。
・思考というものは,一つの実体,しかもその思考内容そのものを実現しようとする衝動を秘めている実体,といってもよい。それは強力なエネルギーを持っている。それゆえ,思考が明確な目標,忍耐力,あるいは強い願望とあいまって成功に向かって作用し始めるとき,思考は強烈な実体になる。こうして,人間は自分が考えているような人間になるのである。
・不動の信念に支えられて,願望(目標)を最後まで追及する,という強い意欲(モティベーション)が,あなたの人生を大きく左右することを心にとめておくこと。そしてまた,このような脳力は誰もが持っている,ということになる。
・チャンスは姿を隠してやってくる。願望実現というのは,このように当初の願望とは異なった結果として実現することがよくある。

2011/11/10
・最もよく知られている失敗の原因は,一時的なものにすぎないのに,すぐに願望の維持をあきらめてしまうことである。
・大きな成功というものは人々が敗北感に屈してしばらく経った時にやってくるのもである。
・成功は成功を確信する人のもとに訪れる。少しでも失敗を意識すれば失敗する。
・多くの人は自分勝手な考え方や固定観念でものごとを評価したり決定したりするという欠点を持っている。
・自分の思考をコントロールできるのは自分。
・私達は,自分の才能を市場に送り出す,すばらしい機会を持っている。であるならば,思い切ってアナタの夢に挑戦することだ。もし失敗したらどうしようかという考えは無視することだ。どんな失敗にも必ず成功へのきっかけが潜んでいるものである。

2012/02/11
・チャンスは準備をしていた人間のもとに飛び込んでくる。
・揺るぎない信念を持とう。その信念が,あなたの思考を力に変えるのだ。信念が願望や目標と結びついたとき,あなたの望みは実現する。
・信念というものは,願望という形を持たない一種の思考を,物理的な実体あるいは現象的事実に転換するのである。すなわち信念によって,思考は紛れもなく現実化するのだ。
・願望をすでに手に入れたときの状態をありありと思い描くことによって,潜在意識は成功への信念をますます強くする。
・深層自己説得「感情と結びついた思考は,似たような思考を引き寄せる磁石となる」
・潜在意識は肯定的な思考と,否定的な思考を区別することができない。
・負けると思ったらあなたは負ける。負けてなるものかと思えば負けない。勝ちたいと思っても,勝てないのではないかと思ってしまったら,あなたは勝てない。負けるのじゃないかな,と思ったらあなたはもう負けている。というもの,成功は人の考えから始まるからだ。すべてはあなたの心の状態によって決まるのだ。自信がなければあなたは負ける。上に登りつめるには高揚した精神が必要だ。何かに勝つためには自信が必要だ。人生の闘いに勝つのは,必ずしも最も強くて,最もすばしっこい人ではない。最終的に勝利を収めるのは,”私はできる”と思っている人なのだ。
・成功の黄金律とは,言うまでもなく「自分がして欲しいと思うことは,何よりもまず他人にそうしてあげることだ」ということである。

2012/02/12
・信念は限界をぶち破る役目を果たす。
・深層自己説得とは,私たちが五感を通して自らの心の深層に与えるメッセージや説得のことであり,意識的な思考を潜在意識に教え込もうとするものである。積極的な良い考えであれ,消極的な悪い考えであれ,意識の中にある思考は深層自己説得として潜在意識に到達し,影響を与えるものだ。

2012/03/29
・想像できるものは必ず実現できる。
・想像力とは文字通り,人間が思いついたあらゆるものを具体化する工作室のようなものである。人間の思いつきや願望は,想像力の力を借りて初めて影や形を持ち,行動に移されていくのである。
・自分がして欲しいと思うことは,何よりもまず他人にそうしてあげることだ。

2012/04/23
・真に賢明な人は,その慎み深さと沈黙で目立つものである。
・やりたいことは,まず行動によって示せ。
・何かを実行するにあたって,「大切なのは言葉ではない」。
・強い願望によって裏付けられた思考は,それ自体が具体的な価値を生むものだということである。
・忍耐力の欠如は,失敗の最大原因といってよい。しかし,この弱点は努力によって克服することができる。その最も簡単な克服法とは,自分の目標や願望に心を集中し,その鮮明なイメージを心に浮かべることだ。目標達成の出発点は望みを持つことである。このことは心に刻みつけておいてください。しかし,小さい目標では,小さな結果しかもたらされない。小さな火では少しの熱しか出ないのと同じである。もしあなたが忍耐力に欠けていると思うなら,その原因はあなたの望みにある。もっとあなたの望みの炎を燃え上がらせて,大きなものにすることにより,忍耐力もそれに比例して強くなるものだ。
・望みだけで富を手にすることはできない。そこに必要なものは,明確な願望と不断の忍耐力に裏付けられた明確な計画なのである。そしてまたそれを支える燃えるような熱意が,あなたの夢を叶えてくれる。
・忍耐力を身に付ける4つのステップ
 1.燃えるような熱意に支えられた明確な願望や目標を持つこと。
 2.明確な目標を立て,それを着実に実行していくこと。
 3.親戚・友人・周囲の人たちの否定的な,あるいは意気消沈させるような意見をきっぱり拒絶すること。
 4.目標と計画に賛成し,激励してくれるような人を1人,あるいはそれ以上の人を友人にすること(マスターマインド)。

2012/04/25
・失敗は諦めない人にとってのみ成功の一里塚となる。
・「努力の末の失敗」ということと,それ以外のいわば「次元の低い失敗」は異なる。
・どのような最低の失敗であっても,そこから何の利益も得られない,ということはないのである。その失敗を別の面での成功に結びつけるのは当人の心構え次第なのである。たとえそれを成功と結びつける接点がほとんどなくても,全くないなどということはない。
・失敗や逆境の中には,全てそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている。
・人生には,様々な逆境の巡り合わせが絶え間なく起こっているものだ。
・敗北は,環境や逆境から生じるものではなく,人々が過去から引きずっている敗北感から生じるものだ。
・成功した人達は後ろから続いてくる人々のことを好意的に見ている。彼らの態度には妬みがなく,常に他人から学びとろうとする心構えしかない。一方,失敗者は,成功した人のどこかに欠点はないものかと探し回る。その人の仕事のやり方に何もケチをつけようがなければ,仕事以外のところでそれを探そうとする。敵意丸出しである。こうなると,悲しいことに,彼自身の心の平安すら得られなくなってしまう。
・他人を傷付けてまで成功するほど愚かなことはない。
・1センチ余分に進むこと。今与えられている給料や報酬以上のサービスをすることだ。自分が必ずやらなければならないことにプラスアルファをつけるようにする。ビジネスマンなら,会社があなたに要求している以上の仕事をこなすような働きをすることだ。

2012/11/14
・自分自身が明確かつ特定の目標をもつことから始まる。それが自分自身の魂の一部になっていることが,エンスージアズムにとって一番住みやすい環境である。
・感情は理性にすぐさま従うというものではない。しかし,精神的,肉体的な感情は行動に即座に従う。同じ思考あるいは同じ肉体的行動の繰り返しは習慣となる。頻繁に繰り返せば,自動的な反射作用になる。
・忍耐力は人の性格を変える。
・忍耐力の基礎は意思の力である。
・失敗を恐れることはない。逆境の中にはすべてそれ相応かそれ以上の大きな種子が含まれている。

自己啓発本って、本当にたくさんの種類があります。

「何を読んでいいかわからない」という声も聞こえます。

書いてることの本質は同じことが多く、違うのは切り口だけだったりします。

なので、いろんな本を手に取り、「あっ、これ良さそう」という本を探すのがオススメです。

誰かにオススメ本を書くよりも、自分で自分に合いそうな本を選ぶことが、とても大事。

他の誰かと自分の感覚は違いますからね。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


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