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仕事観や人生観を共有して同志をつくる

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

僕が仕事をする上で大切にしていることの1つに、「仕事観や人生観を共有する」ということがあります。

現職では人事という仕事やキャリアコンサルタントとしての仕事を通して、当たり前のように「なんで仕事してるの?」とか「なんでここにいるの?」とか、いろんな人に問いを立ててますけど、それは前職でも同じでした。

建設業界で構造設計の仕事や施工管理の仕事をやる中でも、「みんなはなんでこの会社でこの仕事をやってるんだろう?」と疑問に思ってその問いを立てたり、「どんな価値観や感覚を持って今の仕事をやっているのか?」ということまで気になっていたので、同期や先輩や後輩などに聞いていました。

『◯◯観』という言葉だと、『人生観』も『仕事観』と同様に気になります。

「どんな価値観や信念を持って人生を過ごしているのか?」というのは、その人を知る上では重要な問いだと思います。

先日、このYouTube動画を観ていました。

この動画の中で、監督業についての議題があり、それぞれの監督業に対する考え方(これから監督をやっていく上での考え方)を共有する時間がありました。

監督になるためにはライセンス取得が必要で、S級ライセンスという最も上位のライセンスを取得中の中村憲剛さん(画像左から2番目)が、こんなことを言っていました。

「サッカー感を共有すると同志みたいになれる」

※テロップは『サッカー感』になってましたが、『サッカー観』なのかなと思ったので、今回のnoteでは『◯◯観』ということにフォーカスしてます。あんまり『◯◯感』という言葉は使ったことがなかったのですが、感覚とか価値観という言葉には近しいニュアンスも含まれているかなと思っているので、ほぼ同義として捉えています(違う意味合いになるのか理解してますし、もしかしたら誤字かもしれませんが、解釈の補足として)。

リーダーや管理職としてメンバーをマネジメントする上で、マネジメントするメンバーの仕事観や人生観を知って理解することをとても大切にしています。

同時に、僕の仕事観や人生観を理解してもらうことも大切にしています。

遠慮や忖度が渦巻くチームが嫌いというのもありますが、経験や価値観、強みや弱み、好きや嫌いなど、何もかもが違う個人が集まってチームとして一枚岩になって同じゴールに向かう上で、それぞれの仕事観や人生観を理解し合った状態が前提にないと、個人の能力が最大化されないと思っているからです。

仕事観や人生観を共有すると、志という深い部分で仲間意識を持てるので、深い繋がりが構築される・・・まさに『同志』になれるんです。

チームとしての一体感を醸成し、一枚岩になるためには、これが必要です。

そして、仕事観や人生観の共有は、個人の働きやすさや働きがい、生きやすさや生きがいを生み出すことにも繋がります。

とはいえ、「仕事観や人生観を共有しよう」と言われた時に、とっさに「自分はこうです」と言える人というのは少ないです。

大切なのは、自分自身と向き合って、自分の仕事観や人生観を確立していくこと。

自分の仕事観や人生観と向き合う手段として、こちらの本はオススメです。

「働く」という観点で、基礎の大切さを実感しています。自分と向き合いながら、「自分は何を大切にしてるんだろう」「自分は何を大切に生きていきたいんだろう」ということを考えることができます。
「解釈が自分の生きる世界を決める」というのは、本当にその通りだと感じています。同じ環境でも、グチグチと文句を言いながら働いている人がいる一方で、自分がやるべきことに集中して成長している人がいる。「働く」を自分の人生にとって良い要素にするか悪い要素にするか、それは自分次第です。画像の右下にある通り、健やかな『観』を育てていきましょう。
高い専門性を持っていても、『観』がぜい弱だとキャリア構築がうまくいかない。これは本当に、いろんな人との対話で感じていることです。『観』がぜい弱というのは、『常に周囲からの見られ方や評価を気にしてしまい、自分が大切にしていることを見失ってしまう状態(自分が何を大切にして生きているのかがわからなくなってしまう状態)』を示しています。

先日の入社式で新卒メンバーにも伝えましたが、多様性が重視されたり、様々な情報を気軽に目にできるようになっている現代は、『仕事観や人生観』の確立が非常に重要な時代になってきています。

自分の仕事観や人生観を確立して、『観』を磨きながら日々を過ごしていくんです。

その『観』こそ、迷った時や困った時に、自分を引き戻す軸になっていきます。

その軸があるからこそ、自分の人生を生きることができる。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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