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業務委託ライターで気をつけるマスト事項3つ

こんにちは。
ふくちゃんです☺︎
今回は、業務委託としてライター業務を任された時、気をつけるべき点をあげていきます。

意外とこの落とし穴にはまっている人もいるので、ライターを目指している人はぜひ自分ごととして考えてみてください(お節介すみません)

まず、基本的にライターは業務委託契約で業務を行うところが多いです。

しかし私がいた出版社が業務委託契約さえなかったのです。
基本的なことのように感じるかもしれませんが、多様な働き方にまだまだ対応されていないのが現状です。

かなり大変だったので、お伝えします。また、私と同じような人もたくさんいることを後に知りましたのでお伝えしておきます。

1)契約書の確認


当たり前が通用しないことは結構あります。

前述記事 ファッション業界の問題点。想像を超えた、”古さ”

普通の会社員を経験したことがある人なら尚更違和感を抱くはずです。
仕事をする前には契約書を提示するのが当たり前ですが、それがありませんでした。
そのため、すぐにおかしいと察知をして編集長に取り合ったが、「そんなものはないし、今までも締結してこなかったから、あなたにだけ結ぶのはおかしい。」という世間の常識とは思えないことを言われたのです。むしろ既存のルールに歯向かう奴としてレッテルを貼られ、その後大変なことになりました。(問題になったので今は改善されているかもしれません。むしろ改善されていなかったらやばいです泣)

AV業界で契約書の締結さえさせてもらえないことが問題になってきていて契約書の重要性は常識なのに、出版社でも同じようなことが起きるというのは、本当に悲惨です。

他の出版社でもライターの契約を見ると、契約書の期間が極端に短いこともあるし、ライターにとって不利なものもあります。仕事がもらえるならいっか、ではなくしっかりと読み、出版社の選定をすることをおすすめします。
ちなみに私がいた出版社はK社で、出版社としては2〜3流ですが、ファッション誌も出ているため、女性は知っている人は多いかもしれません。最近だと、大手出版社もニュースになっていたので、大手だろうと認知されていようと内情というのは関係ないと思った方が後々傷つかないと思います。

2)業務委託は法的な対応が難しい

もし、何か嫌がらせを受けたり、事故が起きても、業務委託は守られないことが多いです。
例えば、現法の法律では業務委託はパワハラなどの法律に該当しにくいのです。

どれだけ毎日振り回されるように仕事をしても(ライターは比較的自由に時間を使えるかというと、そうではないのが実情)

どれだけ嫌がらせを受けても、業務委託ですね、ぽい。以上です。

もちろん業務委託のライター向けの相談期間もあるので最後に紹介しておきます。

そのような窓口があるということは同じような目に遭っている人が多いことがわかりますし、同じような目に遭ってほしくないと思っています。

すべての出版社とは言いません。しかし光文社もその後裁判を起こされたりして大変だったから流石に改善されていることは思います。

3)業界全体で噂はまわる

ファッション誌は女性がほとんどで、噂好きな人も多いです。女性=噂好きと言うつもりはないですが、似たような性格の人が集まるのでしょうか。噂は事実確認もせずに一瞬でまわります。

ライターやスタイリストは他誌と仕事を兼用しているため、他誌で仕事をすることも難しくなるので、仕事の業界そのものを変えざるを得なくなります。

幸い筆者は片手に出版社の仕事をしていたから助かったものの、仕事を一本でやっていこうとするのなら、出る杭は綺麗に打たれると思った方がいいですし、用心を重ねるに越したことはないです。(最初は対応がいいのでわかりにくいです)


相談機関

もし何かあった時、ではどうしたらよいかです。

NPO法人POSSE
労働や生活に関する相談を幅広くのってくれます。丁寧に対応をしてくれるので、全般を聞きたい時はおすすめです。

出版ネッツ
フリーライター専門の労働問題に介入し、トラブル対策チームが対応してくれます。少額ですが病気や怪我の時の保険にも加入できます。これでも難しい場合は弁護士対応になります。

•総務省 
事案にもよりますが、ひとりで心細くなった時は総務省でも相談に乗ってくれます。このご時世インターネット上ではなく、噂による名誉毀損の方が実は証拠がとりにくく対応しづらく厄介かもしれません。


守りも固めておくこと

独立ライターは自由がある反面、守りもしっかり固めておくと良いでしょう。

皆様はどう思うだろうか。

ぜひ安心・安全なライター生活をお送りください★☺︎


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