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灼熱の魂

ずっと前から観てみたかった作品がアマプラに来てたので観賞。確か昨年リバイバル上映もされていたと思う。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品はリストに沢山入っているけど、観たのは本作が初めて。
舞台は1970年代のおそらくレバノン(劇中で明言はされていない)。キリスト教徒とイスラム教徒の対立による内戦下の母親と、現在の双子の子供達の物語。2つの物語の描き方が分かりやすくテンポも良い。雰囲気はずっしりと重いけど。双子はある目的に向かって奔走する。真相に近づいていくにつれ、私もどんどんのめり込んでいった。2人が事の真相に触れた瞬間のリアクションに私は飛び上がってしまい、どういう事か分からなくてパニックになった(笑)突然の大きな声に単に驚いただけなんだけど。あれは本当ホラー並みに怖かった…笑
冷静になりきちんと理解した時、自分の心臓がドクドクと鳴ってるのが聞こえるくらい衝撃的だった。

明るい気分になれる作品ではないけど、凄い作品を観れたという喜びと満足感はひとしおだ。

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