米国はソフトランディング状態ですが暴落することもある?米国の世界恐慌の株価暴落前ってどんな感じだったのか??調査してみました。

現在の相場は2023年10月から文章製作日の2024年の4月1日まで間違いなくソフトランディングとなり株価の上昇は著しいです。

しかし経済が良い状態からでも暴落は起きます。その為、過去の情報をいくつか知っておくことで暴落を回避したり、ポジションを減らすなど
そういった投資戦略の役に立てればと思い今回のnoteを作りました。

「世界恐慌」

世界恐慌はテクノロジーの発展により1922年~1927年までバブル状態でした。
失業率は戦後、最低の水準で当時はラジオやゼネラルモーターの車などの個別株が人気でした。記事には人々はこの状況がこれからも続くと確信していると記載されています。

1927年から1928年にかけて株価はほぼ2倍に膨れ上がり、人気書籍、株式相場の新しい水準では当時、ブル相場が蔓延した様子を描く書籍が発売しました。1928年自動車生産数は過去最高を記録した。さらに銀行の経営状況もよく経営状態もよかった。

下記画像はダウの株価になりすさまじく上昇を見せています。

しかし1928年に入りFRBは金融引き締めを行った事で1928年2月から7月までの間に長期金利が1.5%から5%まで上昇した。また暴落のシグナルとなる逆イールドも発生した。1929年8月になり再び利上げすると長期金利が6%まで上昇し米国株には不利な条件が整った。FRBがなぜ金融引き締めを行ったかと言うと投機的な市場を抑える為です。

そして引き締め過ぎたことによりバブルは弾けました。
1929年3月25日と26日にはコールローンの金利が20%に達しダウは4%の下落を見せると市場はパニックになった。

しかし1929年半ば、工業生産や工業雇用数は過去最高値を更新しており景気後退の兆候は見られなかった。その為か8月には再度上昇を見せた。

1929年9月3日にダウは最高値を更新した。

しかしその後この最高値を25年間更新することなく暴落が始まった。

ここで問題となるのが暴落の原因はなく

「特に大きな出来事は起きていなかった」

えっ??と思う方もいると思いますが著明投資家の書籍にそう書いているのでたぶんそうなんだと思います。

1929年10月には投げ売りが始まり急落が始まった。まさに売りが売りを呼ぶという状況になった。


楽観ムードが抜けない米国株は楽観と暴落を繰り返し不況やデフレにより1933年頃まで暴落した。

暴落は1929年10月から始まりましたが米国雇用統計など経済指標が悪化してきたのは1930年1月頃になります。暴落から実経済に影響するまでに3ケ月ぐらいのタイムラグがあります。
ちなみに1930年1月頃の失業率は完全雇用状態で失業率は2%~3%ほどでした。

まとめ

・株価の暴落は実経済の悪化より早く暴落する。

・リーマンショック(不動産の崩壊)やITバブル(インターネット株の崩壊)、コロナショック(ウィルス)などのように暴落のきっかけが明確な場合もあれば、わからない場合もある。

・暴落はドミノのように拡大する。

以上が世界恐慌の暴落前の情報になります。その他のバブルの崩壊が知りたい方はこちらを確認して頂ければ、いいと思います。

https://note.com/wwfhtr/n/n7899581d2797

米国経済の歴史を見る限りでは2024年は暴落しないと思いますが
仮に暴落が来るとしたら

・商業用不動産暴落加速→地銀倒産→金融危機
・インフレ低下による不動産価格の下落によるリーマンショック2号
・半導体の需要低下または供給過剰によりAIブームの終焉

の三つのどれかと思っていますがいつ来るやらです。

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