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ダイエットと覚醒剤 -3

昔からよくダイエットをしてはリバウンドをしてを繰り返していた。
昨今でこそ、筋トレや運動をして、
健康的にダイエットをするのが根付いてきたが
昔は危険なダイエットをしてでも痩せるのは正義、
私の年代ではガリガリでなきゃ太っている
という認識の人が、
特に外見を気にする女性に多かった。
そしてそういう女性を求める男性の声が
さらに後押しさせた。

私は身長が高い方ではあったが
50キロを越えると太っているという認識があったし、実際に当時のセフレからよくデブと言われ、極度の食事制限をしていた。
今考えれば全くデブではなかったし、本当に酷い扱いだった。


いい大人が、それも高身長の女性が、
50キロ越えているなんて当たり前だし体脂肪率ではなく体重で全て考えている時点で意味が無い。
でも当時はそうだったのだ。


極度の食事制限
2時間の熱湯半身浴or全身浴
他の国からのダイエット薬の個人輸入


動悸をおこしながらフラフラになりながら痩せ、
風邪で食べれない時期が続くと嬉しくなり
そんなことで落とした体重はすぐにリバウンドし
数字に一喜一憂していた。


こうした事を何度も繰り返していたからか
ある時から食事制限をしても一切体重が落ちなくなった。
前はこのぐらいの期間、
これだけ食事抜いたら〇キロぐらいは落ちたのに…。
毎回のひどいダイエットで
筋力が落ちていたから当たり前の話だ。


私は数週間後に
どうしても痩せていなければならない予定があった為、焦っていた。

ここで私は再び覚醒剤を思い出してしまう。

キメている時はご飯も食べれなかったし丁度いい。
シャブに頼ろう。
ダイエットし終えたら辞めればいい、
そう思っていた。

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