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好き本みっつ

はじめに

#読書の秋2022
という素敵な企画をやっているのを見つけ、約3ヶ月ぶりに戻ってきました。わやなかです。

↑一番はじめの記事にも書いたとおり、本を読むのが好きです。
今回は、この企画に便乗して私の好きな本だったり読書歴のターニングポイントとなった本を3冊紹介したいと思います。

1、透明怪人(江戸川乱歩)

↑Amazon。青空文庫でも読めるっぽい。

一冊目は江戸川乱歩の「透明怪人」です。
この本は怪人二十面相でお馴染み少年探偵シリーズの第7作目。
読んだ当時ははまだ小4で、この本が図書室にあって面白そうだな~と思いつつでも分厚いしなぁ…と思っていたんですが、勇気を出して夏に借りて読んでみたらめっちゃ面白かったという本。

今思うとなぜ7作目から?というのはありますが、これを読んだことをきっかけに他の少年探偵シリーズを読み、シャーロックホームズを読み…と、私がミステリーを好きになるきっかけの本でした。更にミステリーを好きになる出来事が小5の時に起こるのですが、この話はまた今度。

読んだのは小4なのに、未だに怪人二十面相が誰に化けていたとか、話の筋とかある程度覚えてるのヤバすぎる。

2、楽園のアダム(周木律)

↑Amazon。

二冊目は周木律さんの「楽園のアダム」です。
舞台は近未来。AIにすべてを管理された世界で起こる連続殺人を書いています。
講談社のミステリーフェア「さあ、どんでん返しだ。」の中の一冊。

周木律さんとの出会いは高1の夏の文庫フェア(新潮文庫の100冊みたいなやつ、講談社文庫だけど)で出会った「眼球堂の殺人」。明らかに理系の表紙にひかれて買ったらとっても面白かった。そこから周木律さんの名前に注目するようになったんですが、本屋で立ち読みしていた本の中に「さあ、どんでん返しだ。」の告知の小冊子が挟まっており、その中にお名前があり、「コレは読むしかない!」と言って読んだ本。

フェアの名前の通りどんでん返しがあることは分かりきっているのですが、想像を超えてくるのがすごい。ちゃんとどんでん返してくる。
読んだら意味が分かることを言うと、周木律さんは宝塚を見てインスピレーションを得たそうです。

3、風に恋う(額賀澪)

↑著者の公式サイト。

最後、三冊目は額賀澪さんの「風に恋う」です。
吹奏楽に青春を捧げる少年が、憧れの先輩であり指導者と共に夢の吹奏楽コンクール全国大会出場を目指す青春小説です。

この本は、私と結構深い関わりがある小説です。具体的にどういう関わりがあるか言うと個人情報特定になりかねないのでここでは言いません!(ヒントは公式サイトの中にあります。)
これは言ってもいいだろうという情報としては、この小説の番外編である「ジョックロックに笑え」という短編が高校入試の国語で出されました。何も知らない中学生の時の自分は(え、吹奏楽じゃん!)とか思ってた。この短編で高校に入れたのは何かの運命だったんでしょうか…?

自分自身も吹奏楽をやっている身として、主人公や仲間の感情がすごく刺さる。あまり青春小説みたいなのは読まないのですが、これはしっかり最後まで読めた。

終わりに

今回は自分の読書体験から3冊紹介しました。
とっても個人的な感想としては、周木律さんの作品(堂シリーズ)はマジで映像化してほしい。ドラマでもアニメでも良いので!
風に恋うは映画化とかされたら嬉しい。もしくは作中のオリジナル曲が実際に出版とか演奏されてほしい。楽譜買うので!

機会があったら他の本も紹介したいと思います。「ドグラ・マグラ」とか。
それでは、次の投稿で。

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