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【ちょっと物足りないぐらいの方が良い】



「自分の場合、何事もちょっと物足りないぐらいの方が心が満足する



自分は他の人と比べてあまり欲がない方だ。
「〇〇が食べたい!」とか「〇〇が欲しい!」と言った欲だ。それがどうしたと思われるかもしれないが、良い点もあるし悪い点もある。基本的にどんな人に対しても不快はあまり感じない。だが、逆に自分の意見が無いと言われる時もある。長所でもあり短所でもある。



今の自分にとっては、ちょっと物足りないぐらいの方が逆に楽しかったりする。普通に考えたら物足りない=楽しくないと思われがちだ。前の自分もそう思ってた。けど今は違う。



例えば旅行。2泊3日のタイ旅行だとする。当たり前だが行くことができる観光地は限られる。ホテルもせいぜい2カ所しか行くことができない。レストランも頑張って6カ所だ。行ける場所よりも行けない場所の方が多い。前の欲が強い自分だったら「もっと行っとけばよかった」と言う。帰り際に「せっかくタイに来たからもっと観光地とか行けばよかったなぁ」とも言う。つまり、行けなかった場所やコトにばかりに目をとられていた。でも今は考え方が違う。今の自分は「どこに行って何を感じたいか」ではなく「どこに行って何を感じたか」の考え方になった。「観光地・レストラン・ホテルは数多く、当たり前に行けない場所の方が多い。そして今回は〇〇の予定で来た。次はどんな予定で来ようかな?」と考えるようになった。



今までは「全部の場所行きたい」「有名な観光地全部行きたい」と思ってた。欲が強くてとてもわがままだった。欲が強くて向上心が高いと言われることも多かった。でも、逆に優先順位がわかってなかった。「何からする?」「どれが一番好き?」とかはわかってなかった。今は優先順位は少し決められてきたと思う。それは「やらないこと」を「やらないようにした」からだ。



これを自分では「少し物足りないぐらいの方が何が大切かわかるから良い」と解釈している。そしてこれは「お金」も同じだと思う。いくらもでお金があってどこへでも行ける。なんでも食べられるとする。そうしたら絶対に「全て行きたい」「全て食べたい」と考えるようになってしまう。自分は有限なのに。そして優先順位が分からなくなってなんのためにしているのかとか分からなくなってくると思う。



それよりも「今回は予算多めのことしよう」とか「今回は少し遠めの旅行にしよう」とかコンセプト決めて行動した方が自分は合っていると思う。何か物足りないと感じる時もあるかもしれないが、「今何を感じているのか?」をしっかりと感じ取られるようになるとそれはなくなる。



まとめ。
今の自分的には「全部」よりも「少し物足りない」ぐらいの方が合っている。旅行やお金に関して同じことが言える。そして優先順位がついて無駄がなくなってきた。これを良いことだと捉えているが、それはどうか分からない。欲がなくて良い面もあるが悪い面もある。

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