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京都の寺社仏閣巡り~蟹満寺・綺原神社

10月31日

おっさんが迎えに来てくれて、この日のお昼ご飯はパンを買って車内で食べました。

この日はハロウィン、という事で
「子供の頃はミイラとかアリスに仮装して町内を歩き回ってお菓子もらったけど、おっさんは?」
「私が子供の頃は、ハロウィンなんて…。」

と言われました。確かにハロウィンが騒がれ始めたのはここ数十年の話でしたね。汗

それから移動して京都府木津川市にある蟹満寺(素直に、かにまんじと読みます。)に来てみました。

蟹満寺は普門山と号し、かつては「紙幡寺」「加波多寺」とも言われました。690年代に秦氏によって建立されたと伝えられています。

ここ蟹満寺は「蟹の恩返し」に関係のあるお寺です。簡単に書くと昔々ある一人の娘が村人に食べられそうな蟹を助け逃がしてやりました。それから、今度は父親が蛇に飲み込まれそうな蛙に出会い、娘と引き換えに蛙を救いました。困った娘と家族は観音様に救いを求めた結果、蟹が蛇を殺して恩返しをしたという話です。

瓦に寺紋である蟹牡丹が沢山見られます。

本堂。

ありとあらゆる場所にいる蟹牡丹。

彫刻にも蟹さん。

扁額

こちらはかつての扁額。

こんな所にも!

歩いていると地面にも埋め込まれていました。

屋根瓦にも…。

近くの綺原かんばら神社にも来てみました。正式には綺原座かんばらにいます建伊那太比売たていなだひめ神社。御祭神は建伊那太比売とされ、健は健康、伊那太は稲田を表しており、元気に農耕に励むよう祈願されたものだとされています。

地名の綺田はその昔、紙織かむはたあるいは神織かむはたとも呼ばれ神に献ずる衣服を織る技術者及び養蚕技術者を祀った社とされており、秦氏一族である綺原一族の創祀だと言われております。

手水舎らしき場所には牛さん。
現在ここの神社では菅原道真を御祭神とする天神社と八王子社を併せて祀っています。

階段を上るとこんな感じです。

牛さん。

遥拝所

この場合、狛牛?

拝殿・本殿

 

狛犬さん。

次回に続きます!

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