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女性の方が男性より薬が効く理由

女性の方が男性よりも薬の効きが良かったり、副作用が強いと言われています。


長い間生物学的な違いが理由だと思われていましたが、それだけではなく、社会学的な理由が強いとハーバードの研究が提案しました。


例えば


女性の方が男性よりも健康や美容に気を使う傾向が強く、サプリや健康食品
をとる傾向がある


これによってそもそも男性よりも薬やサプリを飲む確率が高いので自然と効き目や副作用を実感することが多い。


また私が思うのはプラシーボ効果も関係していると思います。

例えば肌に良いサプリと聞いたので飲んでみたら確かに肌に弾力が出た気がした。
ダイエットに良い栄養素のサプリを飲んだらシュッとした気がする、などなど本当にそうなのかもしれませんが、自分の脳が起こしているプラシーボ効果でそう目に写っているだけかもしれませんよね。


女性の方が生理や妊娠出産により体重の増減が男性よりも多く、ダイエットに敏感です。
少し体重が増えると男性よりも焦りますし、痩せようとして助くじを変えたり運動を始めようとする人が多いですね。

これは女性は体重が増えることを不都合として考えやすい、ということです。

ダイエット雑誌や美容雑誌は女性向けのものが男性向けのものに比べて圧倒的に多いです。


また、女性の方が病院で差別に合う可能性が高いため、正しい病状診断がもらえる可能性が男性に比べて低い、とも研究者たちは述べています。


そして女性の方が貧困の環境で育つ確率が高く、パートナーからのDVや性犯罪に巻き込まれる可能性が高いとも述べています。

紹介記事には具体的な理由は述べられていませんでしたが、私的に考えると貧困の環境で育つことにより、栄養不足などにより体に影響が出て薬に反応する確率が上がったり、DVを受けることによって病院に行ったり薬を飲む回数が多くなるので必然的に薬と関わる場面が増えるのではないかなと思いました。

このような社会的に不都合な条件が、女性に薬が効きやすくなるのではと考えられています。


もちろん生物学の観点もあると思います。


上記で述べた、女性の方がダイエットに敏感、ということも脳の作りや美しい方が遺伝子を残しやすいと考える本能かもしれません。


色々な観点はあるにしろ女性の方が薬が効く傾向があるということですね。

一般的に売られていたり処方されている薬は体格や性別の差によって飲む量が変わる、ということは少ないと思います。(子供でない限り)

でも普通に考えたら185cmの大柄の男性と155cmの女性だと、体の小さい女性の方か薬が効きやすいのは当然とも言えます。

女性の皆さんは薬を飲むときはこの事を心に留めておくと良いかもしれません。

参考↓



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