見出し画像

軽度の鬱だってつらい話

抑うつで会社を2週間休み、今日から仕事に復帰してしまったわけだが、
相変わらず罪悪感が消えない自分を宥めるためにまた記事を書こうと思う。


数ヶ月前から仕事のストレスに耐えられなくなった。

仕事が全く手に付かず集中できないし、倦怠感が酷い。休みの日もずっと横になっている。
もしやと思い、ネット「うつ ◯◯」で鬼検索する日々。
セルフチェックも何回もするが、結果は『軽度の抑うつの傾向があります。』
さらに、実際にうつ病を体験された人のブログなどを漁りまってみるが、
それらと比較してみると自分の症状はどうやら軽いようだ。

「食欲はあんまないけど、全く食べれないわけじゃないし…」

「死にたいとは思わないから、鬱ではないのかな…」

「仕事から離れるとマシになるし…現実逃避したいだけなのかな…」

「ブラック企業でもないし…サボりたいだけ…?」

といったような、症状が酷くないが故の葛藤があった。

その後も騙し騙し仕事をしていたが(ほぼできていなかったけど)、状況は一向に良くならないまま。

このままでは、と思い勇気を振り絞って精神科医に行った結果、そこで軽い抑うつですねと診断された。

薬や診断書も希望するなら、といった感じで幸い(?)にも即休職が必要なレベルでは無かった。
だが、やはりそれが私を苦しめるのである。

「やっぱりそこまでは酷くないんだ…ただの甘えなのかな…」と。

例として相応しいかは分からないが、これがもしガンだったらどうだろうか。
きっと「早い段階で病気に気づけてよかった」と思うに違いない。

うつだって同じである。物理的に見えないだけであって、そのせいで人が死んでしまうこともある、れっきとした病気である。
だから初期の段階で気づけたこと、自分で病院に行けたことを褒めてもいいくらいなのに、症状が軽いことに罪悪感すら覚える始末。完全に思考がバグっている。
(正直、罪悪感的なものは今も継続中である)

相対的に見たら軽いかもしれないけれど、私にとっては紛れもなくつらいのである。

病気は相対的なものでなく、絶対的なものであると思う。

だから、つらいと言っていいんだと思う。
だってつらいんだもん。
他の人にとってはつらく無かったとしても私がつらいって言ったらつらいんだもん!

病気になっちゃうくらい頑張っちゃったんだから、今くらい駄々っ子になってもいいでしょ。

休もう。話はそれから。

と言いながら今日から仕事に復帰してしまったわけだが。


大丈夫、しんどかったらまた休めばいい、うん。

ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。