読書感想文~認められたい~
数年前に購入した本になります。
当時はまだ離婚したてで精神的に不安定だったこともあり、心理学について学び始めた時でした。
そんな中、書店の本棚でタイトルに惹かれ手にした本がコチラになります。
タイトルってやっぱり大事ですね。
…とまあ、その話は置いといて。
家にも職場にも居場所がないように感じ、
友達と呼べる存在もおらず、
子ども二人抱えてゼロからのスタートの時期でした。
なので、自分が正しいことをしているのか、
誰が私の味方なのか、
疑心暗鬼に囚われながら日々を過ごしていました。
ちょうどタロットカードに出会ったのもこの位の時で、
自分の心や、精神などに興味を持ち始めていました。
…とまぁ、私のことばっかりしゃべってもって感じですよね。
こちらの本を読んで、
「人は誰しも『認められたい』という承認欲求を持っているんだな」
と知ることができました。
それまでは、認められたいともがくことがまるで子どものようで幼稚だ、自分を認められるのは自分だけだと思っていただけに、
「承認欲求って自然なものなんだな」
と学べたのは、私にとって大きな一歩でした。
誰かの「ありがとう」「いいね」「スキ」を欲しいと思う自分がいていいのだと許してあげられました。
また、本の中では、
「一箇所ではなく複数の場所で承認欲求を満たすことができたらいい」
というような内容もありました。
確かに、いくら仕事を頑張っても家で冷たくあしらわれては、「私はこんなに頑張っているのに…」ってなっちゃいますし、
育児を頑張っていても仕事で努力を認めてもらえなければ、「私一体何やってんだろ…」って落ち込んじゃいますよね。
趣味、習い事、サークルなど、なんでもいいから、複数の居場所を作り、そこで自分の存在を認めてもらえることが大切なんだなと思いました。
私の場合だと、XとnoteとWORDSが、家と職場以外の大きな居場所で、保育園や学校、児童館などは子ども関係での大切な居場所かなと思います。
それら全てに毎日接しているというよりかは、ふいにもらえた誰かの感謝や褒め言葉で承認欲求が満たされている、といった感じになります。
もし、この記事を読んだ方の中で、昔の私と同じように認められたくてもがいている方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらの本を読んでみてください。
即日効果があるわけではありませんが(本の中でもそう書かれています)、読むことで自分の中の満たされないものの正体に気がつけたり、認めてもらいたいという気持ちと上手く付き合っていけるようになるかもしれません。
ぜひ一度、手に取ってみてください。
素敵な本との出会いに感謝します。ありがとうございました。
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