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自作の詩をまとめています。
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記事一覧

『朝焼け』 詩と今の私のお話

『朝焼け』 鳥飛んだ まだ青く眠る空の向こう側へと 一羽 夢を見るように弧を描いて 鳥飛ん…

Yui
5か月前
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『風鈴』 終戦記念日に捧げる詩

『風鈴』 風鈴鳴った まどろむように流れる 夏の空気をくぐりぬけ 砂利道を走る自転車の中…

Yui
9か月前
53

『花火』 詩と今の季節に思うこと

『花火』 夜空に咲いた大きな花火 一瞬にして闇の中へ 天高く花開くと たちまち火の花びらは…

Yui
9か月前
46

『川の輝き』 詩とちいさなお話

『川の輝き』 橋を渡ると 車の窓から川が見えた 緩やかな曲線を描いて 美しく輝く川が はじ…

Yui
1年前
29

『立夏』 詩と初夏に思うこと

『立夏』 立夏の風にカーテンが揺れる 春の足跡を吹き消すかの如く 見上げた空は 目が覚める…

Yui
1年前
41

『春の宵』 季節の詩

『春の宵』 桜は眠る 春のもやに包まれて 柔らかな絹を広げたような春の宵 空と桜が溶け合っ…

Yui
1年前
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『風の中へ』 詩と季節のお話

『風の中へ』 気持ちのよい青空の下 木々がさわさわ揺れている ひとつ 風が吹いた 葉っぱの先がそよいでいる ふたつ みっつ よっつ…… ちいさな薄紅が 土の上を舞っていく 誰かに別れを告げるかのように くるくると懸命に走りながら ひとつ 風が吹いた 花びらが散る 薄紅のちいさな姿は 緑色の風の中へと消えていく 2023.3.29 桜散る季節がやってきました。 萌木の緑が目に優しく、散りゆく桜との対比に和を感じます。 空に向かってのびのびと体を伸ばす木々。

『春時雨』 

『春時雨』 花びらの上の雨雫 ぽつりぽつり またぽつり 日が差し込めばきらりと光り 風が吹…

Yui
1年前
30

『花曇り』

甘く明るく踊るように 鼻歌を口ずさんでは通り過ぎる風 長い眠りから覚めて 庭を絵画のように…

Yui
1年前
43

『千羽鶴』〜詩と共に新年の抱負を〜

『千羽鶴』 端と端とをそろえて丁寧に 山折り 谷折り そして広げて…… 心を込めて折りつづ…

Yui
1年前
41

『聞きたくて』 〜川端康成『雪国』を読んで詩を綴る〜

『聞きたくて』 聞こえぬ声が聞きたくて 静寂の中ひとり耳傾ける 音のない部屋の中で いつか…

Yui
1年前
42

『四季の味』

いちごって春の味 あまくて ちょっぴりすっぱくて 初めて教室に入ったあの日みたいに 白桃っ…

Yui
1年前
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『影絵』

鎧戸を半分閉めた窓の向こうで 洗濯物が風にはためいていた くるくると 風に誘われて踊るもの…

Yui
1年前
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『白い花』

茅葺色に染まった庭の中に 白い小さな花が咲いていた 草のようでもあり 花のようでもある不思議な姿は すっかり茶色と化した秋の庭に 新鮮な印象を与えていた ふわふわとした 鳥の羽のような白い花びらを秋風に揺らし 花の真ん中の黄色が 寂しい秋の空気に明るさをもたらす いつしか鳥になって 青い空に飛んでいってしまうのではないか そんな錯覚を覚えるほど 花は軽く可憐であった その揺れる姿を眺めていると 落ち葉がひとつ 足元へとやってきた