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魂の教育とは

こんにちは。心と魂の教育研究家のたえこです。

今日は、わたしの肩書きである、魂の教育ってどういうこと?

そんなお話しをしたいと思います。

私は、元保育士です。
保育をしていくうちに、気がついたのは、私たちは子どもを育てているのではない。

一人の人間を育てているのだということでした。

自分もまだ、人間として中途半端なのに、どうやって、人間を育てたら良いのか。 

よりよく生きるために、何を教えていけば良いのか。

そこで、私は、人間学に興味を持ち、いろいろな本を読んだり、学びを続けていました。

そして、本物の先生はどこにいるのだろう?

どんな人のことを、本物と見極めたら良いのだろう?

人間が完成すると、どんな人になるのだろう?

そんなことを、いつもいつも考えるようになっていました。


そして、
当時の私が、考えに考えて、出した答えは、

「いつも笑顔で、人を否定せず、よく話を聞いてくれて、優しく導いてくれる」

神様のような人。だったのです。

そんなある日のこと、たまたま新聞を開いて、見ていたら、

そこに大きな顔写真が。

記事を読み、この人が本物だ。

私は、そう直感で分かったのです。

それが、

「魂の教育」の提唱者である、河合隼雄先生でした。

その新聞記事は、対談形式でした。

河合隼雄先生は、相手の言葉を一切、否定せず、柔らかに、意見を述べていました。

そこにある、先生の一言一言には、愛が感じられて、先生のお人柄が滲み出ていたのです。

もちろん、お写真の顔は、ふっくらしていて
とても優しい笑顔でした。

本物の先生を見つけた私は、いつか会いたいと思っていたのですが。

その数ヶ月後に、また新聞記事にて、先生が亡くなられたことを知ったのでした。

※河合隼雄先生は、日本の心理学者。
教育学博士(京都大学)。
京都大学名誉教授。
国際日本文化研究センター名誉教授。
文化功労者。元文化庁長官。
専門は分析心理学(ユング心理学)
臨床心理学、日本文化。

河合隼雄先生のいうところの、
「魂の教育」とは、単なる知識や技術の習得にとどまらず、 人間性や生き方に関する深い理解や成長を促すことを指しています。

①自己理解と自己探究 

②他者への理解と共感。そして、人間関係の向上。

③倫理的な成長。道徳的な価値観や倫理観を養い、正しい生き方や行動を追求すること。

④心の豊かさと成熟。情緒的な豊かさや成熟を促し、心の安定と充実感を追求すること。

これこそ、
今を生きる私たちが、学ぶべきこと。

子どもたちにも、伝えていかなくてはならないこと。

これだ!と閃いたのでした。

一見、理解しにくい「魂の教育」ですが、私なりに、分かりやすく、表現を試行錯誤しながら、伝えていけたら、と思います。

そして、

「心と魂の教育研究家」として、
笑顔と愛と行動をもって、これからも精進して参りまいと思います。

今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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ありがとうございました。







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