進化論のどこが間違いか(DNAの真の能力その①)

現在の進化論は間違っていると思う。どこがかといえば、それは、DNAの働きを見誤っていると思うのだ。

具体的な誤りの一つ目は、「遺伝子はタンパク質をコードしている。」である。ここが違う。というか、足りない。

正しくは「DNAはアミノ酸をコードしている。」であろう。

DNAのうち、タンパク質をコードしている部分を遺伝子と呼ぶ。タンパク質はそもそもアミノ酸を結合した物質で、これによって生物は形作られる。そして現状、この姿形の見えるタンパク質にのみ着目され、それ以外の部分に何がコードされているのかわかっていないのだ。

では、タンパク質を作らない部分は何をコードしているのか。現在、中間遺伝子などと呼ばれるこの部分に、私は、アミノ酸がコードされていると考える。

タンパク質は姿形を作る。では、アミノ酸は何をするのか。

アミノ酸が起こすのは反応である。対応する物質と反応し、作用を起こす。

この作用はベクトルを持つ力だろう。すなわち、アミノ酸は、生物の「行動」を生み出しているのである。そしてそれは、DNAにコードされ、遺伝していくのだ。

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