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春の蝶 #写真日記(2024年4月)

東京郊外に生き残る蝶たち(春編)
春に里山周辺の散歩で会える蝶を紹介します。
幼虫が野草を食べて育つ蝶は、あるていど自然が保たれている場所でしか見られません。私の住む東京二十三区の西側、多摩地域の里山*は、高度成長期前まで広大な雑木林だったはずで、蝶が生き残るぎりぎりの環境です。

*奥多摩、高尾、秋川源流の山岳エリアを除く広大な地域

・ミヤマセセリ(写真1) 
 春に生まれてすぐに姿を消す、雑木林のチョウ
・トラフシジミ(写真2)
 春と夏に生まれ、春の個体だけが羽の模様があでやか、草地のチョウ
・ツマキチョウ(写真3) 
 春に生まれてすぐに姿を消す、河川敷と草地のチョウ
・ギンイチモンジセセリ(写真4) 
 春と夏に生まれ、春の個体だけ羽に目立つ白いライン、河川敷のチョウ
・テングチョウ(写真5) 
 冬を成虫で越し春に現れる、雑木林のチョウ
 同じように越冬するキタテハ、ルリタテハもこの時期よく見ます

写真1 ミヤマセセリ(町田市)
写真2 トラフシジミ(調布市)
写真3 ツマキチョウ(調布市)


写真4 ギンイチモンジセセリ(府中市)
写真5 テングチョウ(町田市)



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