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読書「山菜・きのこ・木の実フィールド日記」 水野仲彦著 山と溪谷社 自然の恵みを育む縦・横の糸

自然の恵みについて、書いてみます。

山菜、茸、木の実はそれぞれ、食べられるもの、美味しいものがある一方で、猛毒のものがあり、覚えないと、収穫が楽しめないので、情報源となる図鑑が大切です。さらに、詳しく知るには、それぞれの横のつながり・関係を学べばいいのですが、良い本がなかなかありません。その一つが本書です。

中島みゆきの有名な唄「糸」の表現を借りて、自然の恵みを表現すると、気候と地形が縦の糸、草花、樹木、菌類が横の糸で、茸、山菜、木の実はここに入ります。横どうしの関係を知れば、自然の恵みへの理解が深まります。

著者の水野さんは福島県の方なので、撮影フィールドは南東北です。九州ぐらい離れると、森、季節の移ろいが違い参考にならないかもしれないですが、私の住む東京周辺で自然の恵みを探して歩くのに、参考になります。

写真は、東京での自然の恵み2枚と、群馬での自然の恵み1枚です。全て、自分で採ったもので、写真撮影の後、我が家の食材となりました。

写真1:ススケヤマドリとシオデ(6月)
写真2:マイタケ、シイタケ、タマゴタケとサルナシ(9月)
写真3:エノキ、ネマガリタケ、ギョウジャニンニクとコシアブラ(5月)


写真1


写真2


写真3

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